McはMacの派生語で意味は「Son of」~の息子 です。
Mcはスコットランド、アイルランド語で苗字に使われます。ということで、McDonald’sは「ドナルドの息子」となります。
「今日どこ行く?」
「マック行こうか?」
という会話をする時は心の中で、「ドナルドの息子」のところへ行くんだな、ふふふ と思い出してみます。
このことを調べていて見つけたのですが、Johnson など末尾につく son も「~の息子」を意味します。
Johnson → Johnの息子
Jackson → Jackの息子
Robinson → Robinの息子
ソース → MCDONALD Surname Meaning and Origin
今までまったく気にしてなかったが、そうゆう意味があったのです。しかし「~の息子」という名前はあるのに、「~の娘」というのはないのでしょうか。
ポリティカルコレクトやジェンダー間の平等が重要な現代、こうゆう表現はイシューにならないのか気になります。
昔から存在している名前だから、使ってもコモンセンスとして浸透しているのかもしれません(←想像)
McDonald’s の謎が解けたのはいいのですが、もう1つ気になることがある。
それは McDonald’s は ‘s で終わっている点です。
Denny’s
Wendy’s
などもそうです。
お店の名前、特にレストランの名前はこのパターンが多い。最後が所有格のアポストロフィで終わっている。Dennys という完結している名前と思っていたが、所有格ということはその後ろになにかが隠れているということじゃないか。
デニーの何?
デニーのピザかもしれないし、デニーのクリーニング店、デニーさんのいなり寿司、デニーさんのなに?
そんな中途半端な状態をお店の名前にしてもいいのか?
もし日本語で「大戸屋の」「串カツ田中の」「スシローの」というのがお店の名前になっていたらどうだろうか。
「今日のランチは”田中さんの”に行こうか?」
「田中のさんの何だよ?」
「~の次に何が隠れているんだよっ」
と気になってしまう。
日本語では違和感があるが、英語ではそうゆう店名が多い。
経営者または家族のファミリーネームに所有格の ‘s をつけて、「だれだれのお店」という名前をつけることが多くあるということです。「Denny’s Restaurant」とせず、「Restaurant」の部分は省略して「Denny’s」のみでも、見ればレストランと分かりますからね。
マクドナルドは McDonald’s restaurant 日本語では「マクドナルズ」ではなく「マクドナルド」にしたのは日本人に発音がしくにくため初代社長の藤田さんが変えたそう。
数年前に仕事で名刺交換をした人が「藤田田」という名前だった。(ふじた・でんと読みます)
この名前をみたときに、あれ?もしかして って思ったので聞いてみると
「ええ、ほぼ100%の確率で同じこと聞かれます」
「あのーもしかしてこの名前はマックの藤田さんから?~~~~」
みたいな質問を週に数回質問されるそう
両親が藤田田のように大きな人間になってほしいと名前を付けたと。最初は嫌だったけど、今では初対面の人に1回で名前を憶えてもらえるのでメリットが大きい。この方は20代後半だったが、年齢が高ければ高いほど、つまりおじさんから人気が高いってことです。それくらいマックの藤田田さんは尊敬されていたのですね。
ということで、今日覚えて帰って欲しいのはこれ(←セミナーに参加するとこうゆうこと言う講師がいます)
McDonald’sは「ドナルドの息子」という意味だった
です。
ではまたー