今日は Catch 22という表現が使われていたドラマをみました。
この語源は1961年に出版された戦争小説で、「どうにもならない状況」を指す意味として使われるようになりました。
例分
I’m in a catch 22 situation
どうにもならない状況、矛盾した状態
Catch 22の例えをいくつかあげると
- 経験がないと採用されない仕事がある。しかし採用される前にどうやって仕事の経験を積めばいいのか?
- 手術が必要な患者がいるが、持病があり死亡リスクのため、麻酔ができない。しかし、手術をしなければ、病状が悪化し、さらなる合併症を引き起こす可能性がある。
- ワーキングビザがないと企業に就職することができないが、ワーキングビザは仕事が見つかった人にしか発給されない
というようなものがCatch22である。
「仕事をするためにはスーツが必要だけど、スーツを買うためには仕事をしてお金を稼がなくてはいけない」
ということをカナダ人学生が言っていた。確かにそうだなと。
Netflixで使われていたCatch22
NetflixでBeefという米国のドラマをみている。
この主人公は韓国系アメリカ人のスティーヴン・ユァン
ウォーキングデッドにでていたグレンです。
その時は、真面目なキャラだったが、このドラマ中ではさえない男の役を演じている。
このドラマで、こんなセリフがあった
For as long as she could remember, that’s what being alive has felt like: a catch-22. “Can’t have form without space,” Amy says. “Can’t experience light without dark. And any time you try to hold on to one thing, it slips away.”
日本語訳
生きていることは「ジレンマ」のように感じられていた。空間がなければ形はない。暗闇がなければ光は存在しない。そして何かを掴もうとすると、いつもすり抜けてしまうんだ。
これの状態を「Catch 22」という一言で言い表していた。
米国メディアでも、最近のNetflixの中では最高と、評価が高いのでオススメです。
確かに生きていればどうにもらないこともある。
車を運転すれば後ろからぐいぐい煽ってくる車間距離ゼロおじさんにしばしば遭遇する。
急いでいるときに限って、信号は青にならない。
駆け込み乗車したら行き先の違う電車に乗ってしまう。
問題は日常的に発生している。
でも今日は1つうれしいニュースがあった。
それは、日本入国の際の制限撤廃です。
日本の入国制限解除 → Japan to lift COVID-19 border controls
解除にはLiftを動詞として使います。
ついに!
日本到着便から降りて入国審査に向かう通路で「Visit Japanの登録お済ですかー?」ということを20人くらいに次々に言われる苦行に耐えなければならなかったが、それがなくなる。
先日シンガポールへ渡航した際、羽田のANAラウンジは外国人で混雑していた。
インバウンド観光客の戻りを実感したが、日本人の比率が3年前と比較すると減少しているように思える。
海外の物価高と円安の影響もあり、これからは日本は安いお得な旅行先になっていくのだろう。
ハワイも物価高になっていて日本からは気楽にいけなさそうだ。