マレーシアのホテルの天井にある謎の矢印の正体とノンハラルの意味

今日の英語フレーズ

 

 

 

今日、ホテルのベッドでゴロゴロしていると天井に謎の矢印があることに気づいた。

こうゆうやつだ。

先週泊まっていたホテルにも矢印があった。

 

「KIBLAT」と書いてある。

この矢印はなんだろう。

と疑問に思ったことはないだろうか?

ないですね。

電気の配線や、なにかスイッチが埋め込まれているのか?
くらいにしか思ってなかった。

しかし、今日はなぜか気になりホテルのスタッフに質問してみた。

すると

「矢印はメッカの方向を指すものです」

とおしえてもらったが、不勉強なためメッカについて調べてみた。

メッカはサウジアラビアの都市で、イスラム教の聖地。

マレーシアの国教はイスラム教です。イスラム教徒は1日5回、メッカの方向を向いて礼拝します。

お祈りする方向が分かるように、イスラム教の国ではこのように方向を示す矢印が設置されているということです。

ショッピングモールや空港など、多くの施設にはSurau と呼ばれるPrayer room(礼拝室)があるので、その場所を示す案内を多くみかけました。

マレーシアは
マレー系 約70%
中国系 約23%
インド系 約7%
外国籍 約10%
という人口構成になっている。
外務省HPより

マレー系のマレーシア人はほぼ100%イスラム教徒です。豚肉を食べません。

国民の多くが豚肉を食べないので、レストランやフードコートでは豚肉を扱っているところが多くないということになります。

経営者なら少数派よりも需要の多い多数派に対してサービスを提供するのが普通ですから、豚肉を提供しないという選択をするでしょう。

それは豚肉を提供しているとノンハラルとなってしまい、イスラム教徒がそのお店で食べることを敬遠することがあるからです。

その例が、マクドナルドです。
マレーシアのマクドナルドはハラル対応メニューのみ提供しており、豚肉が含まれるメニューはないのです。

つまり誰でも気にせず食事ができる。

ソース


(ハッピーミールのおもちゃはソニックだった)

ハラル → イスラム教徒が口にすることができるもの
ノンハラル → 豚肉、アルコール、その他、害があると考えらえているもの

イスラム教徒ではない人は豚肉を扱えるし(販売、購入)豚肉を食べます。

なお中国は仏教
インドはヒンズー教

以前フードコートで豚のチャーシューを食べた記憶があったので、再訪してみると見つけた。

こちらのフードコート Lot 10 Hutong Food Court

ハラルのことを学んでからお店に行ってみると。「なるほど」となりました。

こちらのお店。豚肉のメニューを売っているのは中華系でした。

そして、お客はほぼ中華系のみ。

お店には
All food are non-halal
という表記がある。

フードコートなのでハラル対応のお店もあるのだろう。しかし、僕が滞在していた間はノンハラルを食べている人だけだった。

 

Pork Free フードコート

2022年にららぽーとがオープンしていたので、探検してみました。

駅直結なのに人が少ない。開業して2年なのに、この活気のなさは大丈夫なのだろうか?
隣にあるベルジャヤ タイムズ スクウェアは大賑わいなのが対照的だ。

 

ららぽのフードコートの入り口にこんな看板がある。

Pork Free Food Court

これはこのフードコートでは豚肉は提供していないということです。ここで使われているFree無料の意味ではありません。シュガーフリーみたいに「~を含まない」という意味です。

しかしポークフリー = ハラル ではないというややこしさがある。ハラル認証されていないと、ハラルと名乗ってはいけないのである。

ららぽとしては「ここに豚肉は存在していないよ」と言うことはできるが、ハラルかどうかは各店舗次第ということになる。

 

ドトールコーヒーがあったが、こちらも店内ガラガラです。

さて、
いつものように前置きが長すぎて、なにを伝えようとしていたのか迷子になってしまった。

小学校のマラソン大会でスタートダッシュだけガチで全力疾走して、100メートル先で力尽き、後悔している愉快な男子がいますね。
あれが僕です。

日本から海外に出稼ぎへ行く時代がきてるということを前回書いた。

憧れの国だったカナダから他の国へ脱出する人が増えている理由とは
カナダに11年住んだ経験から、いつだってカナダは最高の国で、(冬の憂鬱さ以外)世界の住みやすさランキングでも常に上位を誇るほどの魅力がある国だ。 留学生にもワーホリにも移住先にも一番のオススメな国だった。 「だった」と過去形なのは、いろいろ...

そして今シンガポールとマレーシアに出稼ぎに来ている。

「外貨を稼ぐぞ」と、海外の企業にリーチしたら仕事が入ってきた。そんな簡単に?と思うが、ありがたいことだ。

日本への旅行者が増えるにつれて、海外から日本への旅行者に関連するビジネスが増加している。それは、民泊、ガイド付きツアー、広告だったり、翻訳、通訳、日本で働く外国人のリクルーティングなど、想像以上に規模は拡大している。

ニセコにいくと日本なのに価格は海外レベルに高い。焼き芋1000円。うどん2600円。

【北海道ニセコバブル】現地住民が明かす「おにぎり1000円」の物価高騰よりも深刻な問題 | マネーポストWEB
“ニセコバブル”とも称される北海道・ニセコでの物価高騰が話題になっている。冬のスキーシーズン中、多くの海外観光客が訪れる飲食店の看板には、「おにぎり1個1000円」、「天ぷらうどん2000円」などとあ...

ニセコでは日本人をお客としてターゲットにしていないのである。

外国資本も増えて、土地も高騰している。

日本なのに日本人をお客にしないというのはなんか寂しいが、仕方ない。

日本に住みながら、ドルで収入を得ると同じ仕事をしても、1.5倍稼げることになる。

そして、支払いの受け取り先は海外の銀行口座にするとドルのまま預金をしておくことができる。

為替レートの良いときに、日本の口座に送金するか、日本でもドル口座のクレジットカードを使うこともできる。

海外送金ならWiseが手数料がなくてオススメです。

マレーシアでは日本のクレジットカードと日本円をいっさい使わずに、過ごすことができている。

現金がゼロでもなんとかなる。

レストランでも、買い物も全てアメリカドルのカードを使うので、円安でもその影響を受けないのがありがたい。

むしろマレーシアリンギットは今激安でドルが高く、さらに安く買い物ができる。

米国の銀行でクレカやデビットカードを作ると円の介在なしに海外滞在ができるという検証は成功である。

もうひとつ重要なのは海外でスマホの接続をどうするかである。

正解はeSIMです。

SIMフリーのiPhone を使っているので、eSIMにしたら、めちゃ簡単に現地のネットワークに安く接続できる。
オススメはNomad という会社のeSIM。

こちらのサイトで日本にいる間にeSIM を購入し、現地に入国したら切り替えるだけ。

SIMカードの抜き差しが不要なので、紛失したりすることもない。

1日1500円~3000円かかるドコモやソフバンの海外ネットワークを使うよりも安い。Nomadなら3Gで7ドル(約1054円)に節約できる。1週間で7ギガも使わないので、3ギガで十分。1日あたりいくらではなく、ギガを使い切ったら終わりなので、後から高額な課金がされる心配もない。

 

AI の普及で働き方も、仕事の内容も変化してきている。

英語が苦手でもChatGPTや他のAIがあればなんとかなってしまう。メールもAIに書かせて、資料も自動的に作ってくれるツールもたくさんある。

変化する時代には、自分も変わっていく必要がある。

テクノロジーを駆使して乗りこなしていきましょう。

 

と言っている本人が乗りこなせていないのは気にしないでおこう…

 

 

追記

マレーシア観光の定番である、ペトロナスツインタワー↑は1つが日本、1つが韓国による建築である。

この写真だと左側が日本製。

これを建築したのか・・・すごいな日本! と自分が建築したわけでもないのに、なんか得意げな気持ちになっている。

 

しかし3月で34℃という気温では5分も外にいられずインドアに逃げ戻った。

 

 

 

 

 

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