海外のドラマや映画好きならアマゾンプライムやNetflixを使っていると思います。
海外ドラマは英語字幕を表示すると耳でキャッチできなかったフレーズがわかるので、オススメの勉強方法です。
今日子ども向けの番組を見ているときに使われていた表現がこちら
Sleep tight
お母さんが子どもに言っていました。
「Sleep tight」
タイトに寝る?
キツキツのベッドに身体をねじ込ませて寝るのでしようか?
Sleep tight は「お休み」「ぐっすり寝てね」という意味です。
こちらの絵本でも子供にたいして「おやすみ」の意味で使われています。
「Sleep tight. Don’t let the bedbug bite」と組み合わせて使われる場合があります。
Don’t let the bedbug bite は「ベッドのシラミに嚙まれないようにね」
という子どもに対して使うにはちょっと物騒な表現である。
寝る直前にそんなこと言われたら、「え?布団の中になんか虫がいるのか?」
「めっちゃ怖い」
となり、ぐっすりどころか、寝るのをやめてしまいそうだ。
実際のところはそれは昔の話で、今は子ども向けの歌でセットで使われるので、英語圏ではそんなに深い意味を持たずに、「おやすみなさい」くらいのニュアンスで使います。
古いモーテルに宿泊したらベッドにBedbugsがいて、噛まれて大変なことになったという体験談が多くあります。
バンクーバーに住んでいた時、知り合いの家に泊まることになり、かなり年期の入った(しかも中古で買ったそう)マットレスに寝たら腕を数か所噛まれたことがあります。
それからは古いホテルのマットレスが信用できなくなった。ベッドバグはどこに潜んでいるか分からないので。
アメリカでも古いモーテルなんかは要注意です。気を付けてください。
先日マレーシアへ行ったときのこと。
深夜便だったので、機内の映画をみながら深夜1時過ぎにはウトウトして寝落ちしました。
しばらくして ハッ!と目が覚めると、ジャケットのポケットになにか大きなものが入っていることに気づいた。
ポケットからそれを出してみるとトイレに置いてある業務用のハンドローションだった。
「え?なぜ?」
誰がローションを入れたの?
スリ?
逆にプレゼントしてくれたの?
もしや、ハンドローションの盗難犯という濡れ衣を着せるつもりか?
覚醒していない寝ぼけた頭で、ぼんやりしていると眼鏡がないことに気づいた。
「眼鏡がない」
裸眼ではあまり見えないので、眼鏡を探すことができず、暗い機内で手探りでシートの周辺やシートポケットを探すが見当たらない。
床に落ちていないか見るがよく見えない。
しかたなしに、ハンドローションをトイレに戻しに行くとなんと僕の眼鏡ケースがトイレの洗面台に置いてある。
え?
でもケースはからっぽ。眼鏡はない。
金田一少年の事件簿?
さらに謎が増えた。
トイレ内を見渡してみるが眼鏡はない。諦めて席に戻った。
数分後、通路にCAさんがいるのが見えたので、恥ずかしながらCAさんにきいてみた。
「すみません僕のメガネみかけませんでした?」
「?」
「お客様のメガネですか?」
まあ、そうなりますよね。なんだこの人は?
という表情になりますよね。
「眼鏡を機内で紛失してしまいまして・・・」
「探したけど見つからずで。もし、落ちてたら教えてください」
ということで、もう諦めて寝ることにした。
謎が1つも解決しないままモヤモヤしていると10分後ほどしてCAさんが話しかけてきた。
「お客様の眼鏡はこちらですか?」
おおおおーー
それです!
どこにありました?
「トイレのごみ箱にありました」
なぜだ?
まったく分からない。誰かがいじわるをしたのか?
いろいろ考えて、うっすら思い出した。
今回の事件の正解はおそらくこうだ。
深夜便ですぐ寝るために、ワインを飲んだら5分もせず思考停止。
少しのアルコールでめっちゃ酔ってしまったのだ。
それで酔いと睡魔でフラフラになりほぼ寝たままトイレに行ったようだ。
そして、トイレで手を洗い、ハンドタオルで手を拭き眼鏡も一緒にゴミ箱へ。
手にはハンドローションを塗り、ボトルは忘れないようにポケットへ。
眼鏡ケースはそのままトイレに置いておいてよし。
そして席に戻って爆睡。
からの、冒頭のシーンに戻る。
僕は病気かもしれない。なにも覚えていないどころか、眼鏡を捨てて、ローションお持ち帰りするのだから。
CAさんはゴミ箱を探してくれて、眼鏡をみつけ、きれいに消毒し、僕に渡してくれた。
しかも深夜2時にだ。仕事増やしてすみません。
もう神ですね。
マイル連携のクレジットカードをJALに変えようと考えていた罰かもしれない。
このまま一生ANAでいきます!
誰に言われなくても Sleep tight なお話でした。