YouTubeでヤバイTシャツ屋さんの曲を聴きながらこれを書いている。
なんだこのふざけた名前は?と思っただろうか?僕は思った。
そして曲を聴いて確信した。この人たちは真剣にふざけているんだなと。
バント名がヤバイTシャツ屋さんなんて、売れなさそうである。でもなぜか僕が気になったのは普段からバカバカしいことをまじめにやるようにしているからだ。
彼らは実力はあるのに、歌詞がふざけている。共感しようとすれば無理やりできないことはないが、多くの曲はリスナーを置いてけぼりにしている。そのギャップにハマるのか、フェスでライブで大人気だ。
あなたがいい大人だったとしても一回聴いてほしい。パンクの要素に中学生が書いたような歌詞。
曲のタイトルもこんな感じ
タンクトップフェスティバル
かかとローラー
ヤバみ
かわE
お分かりいただけただろうか?彼らのパンチ力を。
ギターのディストーションがグイグイくるのに、かかとにローラーついた靴のこと歌っている。そのギャップがすごい。
モテようとして、もっとカッコいい歌を作れるのにあえてそうしない。大阪のボケ魂を感じる。ヘビロテしているのは僕のパンク好きなストライクゾーンにかすっているからだろう。今後のさらなる活躍を期待している。
ハマっているを英語で
I’m into ~ で 「のめりこんでいる」の意味になります。
I’m into ヤバT
ヤバTにはまっている
What are you into these days?
最近はまってることはなに?
I'm into Feel Cycle
フィールサイクルにはまっている
※フィールサイクルはリア充がEDMを爆音で聴きながら、暗闇で行うバイクエクササイズのこと。クラブのようなノリもあり、僕には無縁のものである。サイト→https://feelcycle-luster.com/s/fcy/?ima=1000
追加でもう1つ紹介したいワードはこちら
Inevitable
意味 → 避けられない 必然なこと
あまり使われなさそうなワードだが、仕事でアメリカ人がたまに使っている。
初めてこのワードを聞いたのは、日本で一番大きい広告代理店の取締役とアメリカのベンチャー企業のCEOの通訳をした時のこと。
僕はプロ通訳者でもなく、たまたまデジタル広告やテクノロジーにちょっと詳しくて英語が話せるというだけでこのミーティングの1時間前に「あ、今日通訳よろしくね」という無茶ぶりから始まった。
突然すぎる・・・まあ、スタートアップの会社なんてそんなものかと。スピード感が大事である。
代理店の取締役(広告界隈ではめちゃ有名な方)が言うことを英語に通訳し、CEOが言うことを日本語にする。
どちらか一方通行の通訳の場合に比べ、双方向の通訳は日本語と英語脳を切り替えが発生するため、脳への負荷が高い。通訳を仕事にしている人ってすごいなと改めて思った瞬間である。
このときにCEOがInevitableという言葉を使った。
そのとき僕は瞬時にこの言葉の意味をうまく日本語で表現することができなかった。
All digital ads will be traded programmatically. It is inevitable
すべてのオンライン広告はプログラマティカリーに売買されるようになる。これは避けられないことだ。
瞬間にこの避けられないというワードがでてこず、なんとか文脈から「それ以外の方法はなくなり、選択肢は1つしかになるだろう」という
長めの解説をしてなんとか言いたいこと伝えた。
1つでもわからないワードがあると、脳が高回転しオーバーヒートしそうになる。
この1時間の会議で、脳のエネルギーは空っぽになった。やはり通訳はプロに頼むのがいいなと。
自分がもし間違った訳や違ったニュアンスで伝えてしまい、ビジネスのチャンスを潰したり、契約に影響するかもしれないので、そんな責任負えない。
この時から僕の頭にはinevitableがトラウマのように記憶された。
きっとおじいちゃんになっても覚えていることだろう。