出張を英語で
出張 → Business trip
I’m going on a business trip to LA
出張でLAへ行く
出張は会社がお金を負担してくれる小旅行のようでテンションが上がりませんか?
と思っていたのは最初だけで、出張は遊びではなく仕事であり、わざわざ遠くに行くからにはそれなりの理由と達成しなければならないミッションがある。
東京から神戸への出張では、担当していた大手海外企業の定例会やセールスピッチをしていた。
ルーティーンのような報告だけする気楽なミーティングだと気持ちがラクだが、逃してはならない仕事の場合だと、自分の言動で失注したりすることもあるため非常に緊張感があった。
それとは違い、自社の海外オフィスでのトレーニングが出張の目的だとプレッシャーがないため小旅行感を楽しむことができる。
僕が初めて海外の出張をしたのは就職して2年目。バンクーバーにあるソフトウェアの会社で働いていた時である。
行き先はドイツのケルン
Köln
英語読みではコロン
なぜドイツだったのか?
それは開発しているソフトウェアが7つの言語に対応しており、
ドイツ
フランス
スペイン
イタリア
など各国からの翻訳をバンクーバーで僕が受け取りシステムに入れるよりも、全員が一か所に集まり一気に翻訳を完了し、UIでの見え方、バグの確認、修正までを一気にやってしまおうというものだった。
当時ケルンにあったオフィスはまだ小さく社員は10人ほどだった。
そのため、オフィスには十分なスペースが空いており、
ドイツ人
フランス人
スペイン人
イタリア人
と僕が一緒に座って仕事をするには十分な広さがあった。
ドイツでいろんな国の人と仕事をするなんて、僕が学生のときには想像もしていなかった。
「こんなインターナショナルな感じの仕事って素敵だなー」
「出張っていいなー」
とお気楽に考えていたのは初日だけで、2日目からはシステムにバグがでまくりで、
その修正をして、テストして、またバグが発生して、という地獄の無限ループを2週間修行のように時を過ごしたのであった。
空条承太郎のようにスタープラチナ・ザ・ワールド!を発動して時を止めて欲しかったが、
そんなわけもなく、デバッグだけをして観光する時間もなくドイツを後にしたのであった。
それが最初のドイツ訪問だったが、来年仕事でドイツに行くような話が転がりこんできたので、3年ぶりの海外フライトに当時のようなワクワク感を感じている。
さて、ほんとにドイツに行けるだろうか。
海外へ行くときに知っておくと得する10のこと
そろそろ飛行機に乗りたいなってネットで情報をみていると、海外旅行を快適にする10個のトラベルハックというサイトを見つけた。
Travel Hacks To Make Your Next Big Trip A Breeze
記事を抜粋するとこんなようなことを述べている。
■ペットボトルの液体はセキュリティゲートを通過できないが、液体が凍っているなら通過でき
なるほど、そんな裏技があったのか・・・ってカチカチに凍ったドリンクでなければならないのに、その状態のドリンクを空港で持っていることなんてあるのだろうか。
■席の肘掛け、折りたたみテーブル、スクリーンなど消毒されていない可能性が高いので、使う前に自分で拭こう
これはすごく同意だ。
■Soft Copy(IDやパスポートのコピーを持っておこう)
■Say No to Reused Pillows and Blankets
機内の枕やブランケットを使わない。マクラやブランケットはきれいにたたんであっても、洗わずに再利用している場合があるので気を付けたい。
■Wrap the Remote Control in Plastic
テレビのリモコンは掃除されてないので、かなり汚い。使う前にビニール袋に入れたり、ラップで巻いたりしよう。
なるほど。
■Place An Empty Glass on Your Door Handle
寝ているときはドアノブにコップをかけておくと誰かがドアを開けようとするとコップが落ちて気づくことができる
ってあなたはスパイ?逃亡者か?そんなに狙われている?
むしろ夜中にコップが床に落ちたら怖くてガタガタ震えてパニックになりそう。
■Make Delicious Meals with a Kettle
部屋のケトルでおいしいミールを作ろう
ミールと言いながらカップヌードルのことだった。
■Put Luggage In The Bathtub Upon Arrival
ホテルの部屋に入ったらバッグはバスタブに入れよう。
これは古いホテルや掃除が丁寧にされていない場合、ベッドやカーペットにBed Bug(トコジラミ)がいると荷物全部に侵入されてしまうので、それを予防しようということです。トコジラミは人を吸血するカメムシの仲間
そんなホテルには泊まりたくないが、田舎の古いモーテルならその可能性は十分ある。
■Keep A Bread Clip in Your Wallet
食パンの袋を閉めるやつを持っておこう。
何に使うのかと思ったらビーサンの裏のストッパーが取れたときに応急処置として使うのだそう。
使い道が限定されすぎてる。
こんな感じで、旅行に使えるヒントが羅列されているので興味がある方はみてください。
英語で書いてあると当たり前のことを、なにやらすごいことのように感じてしまうのはなぜだろうか。
この記事のトラベルハックのほとんどが参考にならないということを伝えておきたい。
エアマイルの使い道
貯まる一方で使う機会がなかったANAのマイルが失効になりそうだ。
なにか使い道はないかとカナダ、トロント行きのフライト便の価格を検索してみると、55000マイルで往復のフライトがある。
マイルだから実質タダである。
これで予約をしようと次へ進むと燃料サーチャージが49,000円となっている。
まあ、このくらいなら払うよね。
で、総額をみると112,000円となっている。
内訳をみるとこんな項目が並んでおり、謎なのがこれ
航空保険特別料金等航空会社が定める料金
47,500円!
知らなかったが、こんなにもたくさんの追加項目があるとは。
ぼったくり居酒屋の
入店料 5000円
席料 3000円
サービス料 5000円
税金30% 9000円
みたいな気持ちになっている。
そしてSeptember 11th security fee… 1,500 円
911のテロ以降、空港でのセキュリティチェックを強化したのは分かるが、アメリカTSAからの押し付けを甘んじて受け入れるしかないようです。
2018のデータをみると、このFeeの合計徴収額は5440億円となっている。
そんなに儲けているのに、セキュリティチェックの仕組みやプロセスいつまでたっても改善せず、混雑していて、人員の配置にも問題がある。とくにシカゴ空港のセキュリティはやる気のない人だけを集めたのだろう。
今回、このように知らないうちにいろんなフィーが紛れ込ませてあることを学んだわけですが、
12/24 クリスマスイブFee
6/4 虫歯予防の日Fee
など誰もみてないからこっそり紛れこませておけそうである。
マイル使わないと20万円以上するフライトは結局、マイルを使うと10万円ほど節約になるだけで、完全に無料というわけにはいかなかったという話でした。
ではまたー