Juneteenth(ジューンティーンス)は 6月19日のJune と Nineteenth をくっつけて作られた造語です。
June + nineteenth = Juneteenth
米国で奴隷身分であった人々の解放を祝う日です。
2021年6月17日、バイデン大統領は法案に署名し、6月19日を連邦政府が承認した11番目の休日にしました。
こちらのサイトで過去の歴史や、新しく祝日になるまでの経緯を説明しています。
「Juneteenth」を Juneのteeth(6月の歯)と読み間違えて「え?は?」となったのはここだけの秘密です。
円安のため海外へ行くとなんでも割高に感じる
現在とんでもなく円安が進行中です。
今日のドル円レートは136円です。1年前は109円でした。1年で27円も円安になるのは歴史的にも少ない。
非常事態です。
特に海外旅行、留学、ワーホリ、海外移住などを予定している場合、準備している資金の価値が下がってしまうのでドルに両替すると手に入るドルの金額が大きく減ってしまう。
今後もさらに円安が進む見込みなので、100万円が70万円くらいの価値になりそうです。
円高、円安という表現は慣れないと少しややこしいので、
円安 = 「円の価値の低下」
と覚えておいたらいいでしょう。
仮にこのままずっと円安だとしたらどうなるだろうか。
日本人が海外へ行くとすべてが割高に感じるようになる。ただでさえインフレが加速している米国では、レストランでの外食もかなり割高である。
ニューヨークの大戸屋でサバ塩定食を注文するといくらになるだろうか?
日本の大戸屋では890円である。
それが米国ではなんと4,050円!
(サバの塩焼き26ドル + ごはんセット4ドル = 30ドル)
30ドルx135円=4,050円
しかも外食は15%のチップを払うので、4,658円。
もはやサバ塩定食の価格ではない。日本ならそこそこ豪華なお店でステーキが食べられる価格だ。
もし僕が今から留学するとしたら、毎日自炊になるだろう。
「私は海外に行かないから円安はそんなに影響ない」
と思うかもしれないが、円安だと海外から仕入れている原材料の価格が上がる。小麦粉の価格が上がる。うどんやパンの値段も上がる。ガソリンの価格が上がれば輸送費が上がるので結果、商品の価格が上がる。
スーパーでもレストランでも仕入れ値が上がれば、メニューの値段を上げざるを得ない。
僕の好きなブリやエビの値段は上げないでおいてほしい。
頻繁に買っていたお気に入りベーカリーの「もっちり米粉パン」はすでに290円→320円に値上げされていた。
このようなインフレは「コストプッシュ型インフレ」と呼ばれ、供給側が物価を押し上げ、お給料は上がらず生活が苦しくなる良くないインフレです。
良いインフレは「デマンドプル型」で、景気が良く物の価格が上がってもお給料も上がるので国民がお金を使い、良い循環が起きている場合です。
日本は円安とデフレのダブル問題を抱えている。銀行にお金を預けているとその価値はジワジワと減少していってしまうので、ドルでもお金を持っておいたほうがリスク分散としてオススメです。
日本でも買うことができる米国ETFのS&P500なんかがいいでしょう。
いちばんいいのは、日本に住みながら米国の会社からドルでお給料をもらう方法です。
そんなことなかなかできなさそうだが、実際にそうやっている人を知っています。その場合お給料が3割増しくらいになっているそう。
500万円の年収をドルでもらうと800万円くらいになる。
円安のメリットは、海外から日本に来る観光客の増加です。円が安い、かつデフレで物の価格が安いので日本のホテルやレストランなど観光しにきてもなんでも割安に感じるからです。
日本が生き延びるためにはそろそろ鎖国をやめ、大胆に海外からの旅行者を受け入れてはどうだろうか。そしてインバウンドのビジネスでは円ではなく、ドルでも支払いを受け取るようにすれば、前述した日本にいながらドルを手に入れることができる。旅行者も日本国内でドルで支払えたら両替しなくて便利だろう。
不況だ、円安だと嘆いていても何も改善しないので、できることをコツコツです。
20年もしたら日本から海外へ出稼ぎに行くのが当たり前になっているかもしれません。
海の向こうでは4,000円払ってサバ塩定食を食べているが、日本では900円で食べられるので、明日は大戸屋に行ってみることにしよう。
すると3,100円得したことになりますよね・・・