会社員は「年末調整」というペラペラの書類を押し付けられるという恒例行事が毎年あります。
そして会社員ではない場合、自分で確定申告をする必要がある。
確定申告に楽しい要素は皆無である。そのため提出期限ギリギリまでやらない理由を作り出し、3月15日の締め切りギリギリにあわてて提出することになる。
僕のことである。
会社員でもふるさと納税をたくさんしていたり、投資で利益があったり、副業をしていると確定申告をするが、毎年ギリギリになるのが常である。
なぜもっと前から計画的にやらないのか?
明確な理由がないが、やりたくないのである。
そして今年もギリギリ先週に申請書類を提出した。今は税務署に行かずネットから提出ができる。税務署で長蛇の列に2時間ならぶ、なんてこともなくなってありがたい。
3年前税務署に行ったとき、僕と同じようにギリギリまでやらない人々が列をなしていた。
今回はその列を見ていないのでどのくらいの人が並んでいるのがわからない。しかし、分かりにくさを追求したシステムのため、ネット申請を諦めた人が多くいたのだろうと想像している。
確定申告を英語で
カナダで働いていた時、印刷された分厚い用紙を使って確定申告をしていた。
確定申告はカナダではIncome tax return
Income → 収入
Income tax → 所得税
動詞にはFileを使い
It is time to file my income taxes
(インカムタックスを提出する)
源泉徴収 → withholding tax
ワーホリでもフルタイムの社員でもお給料からインカムタックスが天引きされていると払いすぎた税金は後から返してもらうことができる。
カナダの所得税率は高いというイメージがあるが、最高税率は日本のほうが高い。
日本 → 55.945%
カナダ(国税とBC州税の合計)→ 33% + 20.5% = 53.5%
日本の平均年収(中央値)が400万円くらいなので、それを基準に計算すると
日本の所得税 → 20%
カナダの所得税 → 20.06%
とほぼ同じくらい。
なお、バンクーバーの平均年収は日本よりも高く、560万円です。
最低賃金(時給)が1,476円なのでその分年収も上がります。東京の最低賃金は1041円なので400円以上も差がある。
世界のインフレに比べて、日本のお給料は上がらなさすぎである。
働いていると税金からは逃れられない。税務署は敵に回してはいけない。払っていない税金は数年後に突然「あなたの納税額が不足していた。延滞税と加算税を追加して払え!」と取り立てされます。
スーツを着たウシジマくんのようである。
マイナンバーが義務化されて、あなたのすべてのお金の流れが国に把握される時はくるでしょう。
まだ現金や暗号通貨でそれを回避できているが、電子化が進んでいる中国は暗号通貨も禁止したので、いずれ世界的にそうゆう流れになるだろう。
そしたら僕の資産を把握されないためにどうしたらいいのか・・・って暗号通貨なんて持ってなかった