Stab ってどんな意味? 大学のキャンパスポリスから届いた緊急メールを読んで震えた話

学生数 今日の英語フレーズ

 

僕が学んでいるアメリカの大学院は院生が1万3000人、大学生が4万人以上と比較的大規模である。マサチューセッツ州ボストン市周辺に多くの大学が集まっているためそのエリアは1つの街のようになっている。

バンクーバーにはUBC(ブリティッシュ・コロンビア大学)という大きな大学がある。
生徒数は6万人以上で、UBCを訪れたことがある人ならその規模感を想像できると思います。キャンパスの広さはバンクーバーのダウンタウンの約2倍の面積があります。UBCの公式マップを見ると徒歩で移動するには広すぎる。

生徒数6万人というのは多いのか少ないのか?日本の大学の生徒数を調べてみた。東洋経済オンラインによると日大の生徒数は7万人
次に多いのが早稲田で5万人
3位の立命館が3万5000人

学生数

 

定員厳格化でも「学生が多い大学」トップ200

 

逆に生徒数が少ない大学はどのくらいなのか気になって検索してみると・・・

長岡崇徳大学 43名

なかなかの少なさですね。

どんな大学なのかみてみると、こちらの大学は設立が2019年と新しく看護大学なのでまだ生徒数が少ないのでしょう。4年制の単科大学であれば1学年の定員数は多くない(100名以下)ので、看護学科としてはこのくらいの人数でもいいのかもしれません。

 

But I digress (話を元に戻すと)

北米の大規模の大学ではUniversity Policeというセキュリテイガードが巡回して、治安を保っている。Policeという呼称は警察官と誤解されるかもしれないのでCampus security guardsとしたほうが非ネイティブには分かりやすい。

法的には警察官ではないため、カナダでは銃の所持は許可されていない。アメリカでは州によりセキュリテイガードでも銃の携帯が認められている。

 

事件発生

 

Community alerts と呼ばれる緊急性の高い事件、事故が発生するとアラートがメールで飛んできます。例えば地震、津波、火山、地滑り、噴火、強盗、誘拐などです。日本では緊急速報ですね。

僕の大学では、なにか事件があるとこのCommunity alertsメールが発信されます。1ヶ月に1回くらいアラートが飛んできます。

そして、今日受け取ったメールをみて驚いた。

原文
The Police Department is issuing a timely warning to the campus community following an incident in which three people were stabbed at approximately 2:10 a.m. The suspect is a Black male wearing all red allegedly driving a white sedan toward University Avenue. Anyone with information is asked to contact the Police Department.

日本語にすると
午前2時10分頃、3人が刺される事件が発生しました。容疑者は全身赤の服を着た黒人男性で、白いセダンをユニバーシティ・アベニューに向けて運転していたとされています。情報をお持ちの方は、警察に連絡ください。

 

深夜2時に3人が刺される事件が発生って・・・バーで飲んでて喧嘩になり刺されたのかと勝手に想像している。

stab → (とがった物で)刺す

刺される → stabbed

ニュースで刺殺事件を取り上げるとき、見出しではこのように表現されています。
A man was stabbed to death
男が刺されて死亡

近所でこんな事件が発生したら怖くて外出できない。

銃犯罪が多い印象のアメリカですが、年々凶悪犯罪率は低下している。しかし実数をみてみると

殺人事件数(2017年で比較)
日本 307件
フランス、ドイツ、英国 はそれぞれ800件以上
そして
米国 17,284件

米国は日本の56倍でダントツの多さ。アメリカ危険すぎる。

殺人の発生率(人口10万人当たりの発生件数)は、米国5.3件、フランス1.3件、英国1.2件、ドイツ1.0件に対して、日本はわずか0.2件だった。

https://www.nippon.com/ja/japan-data/h00888/ より

 

日本でも凶悪な事件はあるが、海外と比較すると、とても安全に思える。いや比較してはいけない。いつだって事件はゼロのほうがいい。アメリカと比較するとカナダは比較的安全と言われているが、日本とカナダを比較するとカナダの犯罪率は日本の5倍程度です。

カナダは,一般的に治安が良いと言われていますが,犯罪発生率(人口10万人当たりの犯罪認知件数)は日本の約5倍の水準となっています。最近では,ギャング絡みの発砲・暴力事件も発生しているほか,夜間に銃器や刃物で通行人を脅したり,背後から襲い暴行を加えた後に所持品を奪うといった事案も発生しています。

ソース→外務省

 

移民大国カナダが抱えるギャングの抗争

ずっと昔カレッジに通っていた頃

「バンクーバーで夜遊びと言えばクラブでしょ!」

という陽キャな日本人クラスメートがいました。僕は陰キャでクラブなんて行けないので数少ない友達と、まるで中学生のようにビリヤードや卓球で遊んでいた。なんて健全。

週に1回、夕食後20時くらいに行く安い(ボロイ)ビリヤード場がありました。(今は建物が建て替えられてなくなってしまった)

ある晩、いつものように卓球をしていると、5,6人組の小柄なアジア系の若者が店に入ってきた。店内を見渡すとビリヤードをしていた3人組に大声で怒鳴りながら、飛び掛かっていき、集団で殴り合いのケンカを始めた。

僕は目を丸くして卓球台の端に隠れてその様子をみていた。

店主がすぐに警察を呼び、「Police!」と大きな声で怒鳴ると、ボッコボコに殴られていた被害者?達も含めてすぐさま店の正面ドアから走り去った。

あとから聞いた話では、敵対するベトナムギャング同士がこうやってケンカをするそうだ。この時は銃が使用されなかったのは幸いだった。敵対するギャングが経営するベトナム料理店が放火されたり、お店の壁に銃を発砲する事件もたびたび発生している。

また、インド系ギャングの抗争も激しい。Drive by shooting という車から銃撃する事件が頻繁にSurreyエリアで発生している。

 

こっちはアメリカのピッツバーグで起きたDrive by shooting↓

映画のワンシーンのようだが、実際に起きていることだ。とても信じがたいようなことが起きる。銃社会ではこうゆうことが起きてしまうのに、銃規制がされる気配は一向にない。

アメリカには3億丁以上の銃がある。アメリカの人口が3億人ちょっとなのでひとり1丁以上の銃が存在している。50インチのテレビがある家庭の数よりも多いんじゃないだろうか。

とんでもない数の銃が存在している・・・うっかり煽り運転に巻き込まれたら発砲されるかもしれない。1年間で3万人が銃に関連して亡くなっている年もある。

外にでると怖いからやっぱり家に引きこもることにしよう。

 

追記

ホットサンド生活始めました

アメリカの犯罪率を調べてて気が滅入ったので、気晴らしにクックパッドをみていたらホットサンドが簡単で美味しいと絶賛されていたので試してみました。

購入したのはこちら

ホットサンド以外に、ドーナツとワッフル用のプレートが付属している。簡単に焼き目がきれいなドーナツとワッフルが作れる。プレートが外れるので洗うのも簡単。

ワッフルを作るとき、生地の水分は少なめのほうがキレイに焼けます。水分多めの生地だと(膨れて)横から溢れた。

 

自分で自分にホットサンドを作ってあげたら大喜びでした。

 

自動オフタイマー機能がないので「OK Google 5分タイマーオンにして」と5分間のタイマーを使っています。

でも僕の英語の発音が悪いのか、「Sorry I don’t have five eggs」と言われて、しょんぼりしている。

 

 

 

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