香港に住むフランス人のヤニックさんに
「日本人はどんなサイトで買い物をするのかい?」
と質問された。
「アマゾンか楽天が多いかな 」と答えると。
「アマゾンで買うよりももっとお得なところあるぞ」
僕はたまにeBayで買い物するので、eBay はアマゾンや楽天よりも安いのは知っている。だから「さてはeBayをオススメしてくるんだろうな、もう使っているぜ!」とフンフンしてたら、僕の鼻息を上回る排気量の鼻息でオススメしてきたのはアリババエクスプレス(AliExpress)だった。
なにそれ?
アリババ?
「中国の大手サイトだよ」
「でもほら、中国のサイトってクレジットカード情報を盗まれたり、注文してもなにも届かない詐欺とかあるじゃん。大丈夫なの?」
詐欺サイトはほぼ中国発なので不安が多い。例えばレイバンのサングラス偽サイトは中国発だし・・・

そのためずっと中国のECサイトは敬遠していたのだか、ヤニックさんがほんとに大丈夫だと言う。
「俺はめちゃ使ってるぞ」
と新宿の居酒屋でサバの塩焼きを食べながら熱弁する。フランス人の味覚にサバの塩焼き、味噌汁、お漬物というシンプルな食事はあうのだろうか・・・
AliExpressでは登録している販売店が詐欺をしたり、粗悪な商品を送る、なにも送らないなどのクレームが購入者から報告されると、売り上げ金を業者に送金しない仕組みになっている。騙してお金だけ奪って閉店みたいなことが、しにくいシステム。
日本のアマゾン、楽天にも怪しい販売者はいるので、日本ベースの運営でも100%安心はできない。アマゾンにも嘘レビューがある。
対価を払いレビューを書いてもらっている商品がある。
Buzzfeedに「Amazonに嘘レビューを書いてお金を稼ぐ人」の記事(英語)があった。
ジェイクはAmazonから届いたばかりのiPhoneケースの写真を撮影し、レビューを投稿した。
「素晴らしいケースだ。もちろん5 スターだ」
しかしジェイクは実際にケースを使っていないし、iPhone も持っていない。その後、自分が投稿したアマゾンレビューのリンクを、非公開のスラック(グループチャットのようなもの)にコピペした。
ー翌日ー
ジェイクのペイパルアカウントに13ドルが送金された。10ドルはiPhoneケースの返金代と謝礼分として3ドル。実際にiPhoneケースは返す必要はないので、転売することもできる。
He finished off the blurb with a glowing title (“The perfect case!!”)
Finish off → 終える
Blurb → 宣伝、おすすめ
Glowing title → 賞賛、褒める
途中まで日本語に訳していたら、Buzzfeedの日本語版に日本語化された記事があった・・・
ガーン
めちゃ簡単に要約すると、「Amazonには不正レビューがある」だそう。
歳をとると新しいことにトライしなくなる。それを受け入れたくないので、アリババで買い物してみた。日本語版もある。サイトを見るとガチで安い商品が多い。激安すぎる。
スマホのケースやフィルムが100円!しかも送料込みである。大丈夫なのか?安すぎて心配。
今回はお試しということで、スマホケースとiPhone用のガラスフィルムを購入。商品は中国から発送されるため、到着までには時間がかかる。2~3週間くらいはかかることを覚悟して待っているとガラスフィルムは意外と早く1週間で到着。包装はシンプルでポストに投函されていた。
スマホケースは3週間後、忘れていた頃に届いた。どちらも品質は悪くない。送料込みで100円と思ったら、得しかない。
アリエクスプレスで買い物をする際に気をつけたい点は3つ
・安すぎる場合は怪しい
・レビューが低いストアからは買わない
・過剰に期待しすぎない 笑
アリババから仕入れてアマゾンや楽天で販売している業者がいます。楽天で使われている商品写真と同じものがチラホラとある。日本人がみなアリババを使い出すと、業者は売り上げ落ちて困るでしょう。ここから仕入れてメルカリで売るのがいいかもしれません。
結論 → 気長に待てるならという前提で、スマホケースとフィルムはアリエクスプレスで買おう。
ケースとフィルムは消耗品なのでもう1000円以上払う価値なしと考えるようになってしまった。
なにか面白いもの売ってないかなー
とサイトを徘徊していいたらこんなものが!!
ゴールドの便器!
売れるのだろうか。
前置きが長すぎて今日紹介する英語を忘れるところだった。
今日の英語
ヤニックさんが会話をしている時に
Is it safe?(このサイトは安全なのか?)
と聞いたら
Hell yeah
と言いました。Hell は地獄だが、「地獄最高!地獄イェイ!」ということではない。
Hell yeahは 「クソ当たり前だ、マジそうだ」の意味です。
What the hell のように意味を強調する場合に使います。
What is this?
↓
What the hell is this?
↓
What the fuck is this?
上記のスラング三段活用は英語話者としてマストなので要チェックです。
「夏はやっぱり冷たい麦茶がいいよね」
Hell yeah そうだね!
ではまたー