今日会社でアメリカ人の同僚が使っていた英語
My two cents
日本語にすると
私の2セント
「That’s just my two cents」
いきなり「これが僕の2セント」って言われてもなんのことかわかりませんね。
3万円くらいなら「ん? なになに!」と前のめりになるかもしれません。
この表現は
「自分の意見や考え」
という意味です。
辞書の説明では、「取るに足らない考え・とても少ない価値」とあります。
語源を調べると諸説あったのですが、あまりしっくりこなかったので、ネイティブスピーカーが使う決まった表現としておきます。
会議で意見を求められたときに
Here is my two cents / That’s just my two cents
私はこう思うんだけど・・・
と自分の意見を遠慮がちにするニュアンスがあります。
逆に2セントではなく、Let me give you my 1 dollar idea と会議室で言ったら
「この人はジョークを言っているのか?」
「それとも奇抜な考えを持っているのか?」
と会議室が微妙な空気になることでしょう。
大抵は無視されます ←自己体験談
使用例
Here’s my two cents. I think we should sell more Houjicha than coffee
コーヒーよりもほうじ茶を売った方がいいと考えていますがどうでしょうか?
She nickel and dimed me の意味
硬貨にはそれぞれ呼び名があります。
1セントは Penny
5セントは Nickel
10セントは Dime
25セントは Quarter
1ドルコイン Loonie(ルーニー)
2ドルコイン Toonie(トゥー二―)
レジでお金を払うときに、dollarの代わりにbuckを使う店員さんが多くいます。1ドルは 1 buck、25ドルは25 bucksとなります。バックのほうがダラーよりも発音が簡単です。
―――
5セントと10セント硬貨を合わせた、nickel and dime という表現があります。
少しのお金でも塵も積もれば山となることから、「細かいお金、フィー、費用、出費」や「セコイ、けちる」という意味になります。
She nickel and dimed me
彼女は細かく請求してきた(なにかにつけて手数料を請求してくる など)
dime が dimedとなっているのは動詞として使われているからです。Googleで検索してみると理解しやすい例がありました。
Universities nickel and dime students with fees
大学は生徒から少しづつフィーを取っている(少額が積み重なって高額になるため学生はしんどい)
他にも高級なレストランに行った人の体験談では
お店の人が持ってきた伝票をみてみると、
comp $.30
conv $.50
と書いてある。それぞれ何なのかをたずねると
comp $.30は「水道水コップ一杯」
conv $.50は「クレジットカード払いの手数料」
と言われた。なにかと理由をつけてHidden feesを請求するのは納得できないです。
ソース→Don’t Nickel and Dime Your Clients. Just Don’t
レストランはさらにチップやサービス料などをこっそりと追加してくるお店もあるので、会計する前にはレシートのチェックを忘れずに。
細かくお金を取るのは携帯電話にもありますね。僕の明細を確認するとユニバーサルサービス料金が加算されています。
毎月わずか2円。額が小さいので気にならない人がほとんどでしょう。
また、カナダ移民の申請のために弁護士にお願いしたとき、代理料金として4,000ドル。成功報酬でさらに3,500ドルを受け取るのに、打ち合わせのたびに
コピー代
電話代
郵送代
ミーティングルーム代
となにかにつけて料金を請求されNickel and dime されました。
塵も積もれば山となるの例ですね・・・って思い出してモヤモヤしてきた
ではまたー