先日CNNのニュースを見ているとアメリカ人投資家がこんなことを言っていた。
「COVID-19の影響で経済の落ち込みが激しく、倒産する会社が数が増えている」
「自分の家族も職を失うかもしれない」
「I feel vulnerable」
Vulnerableは辞書ではこう解説している
able to be easily physically, emotionally, or mentally hurt, influenced, or attacked:
感情的、身体的に傷つきやすい
例
Tourists are more vulnerable to attack, because they do not know which areas of the city to avoid.
(旅行者は旅先でどのエリアが危険なのか知らないので、傷つけられやすい)
I felt very vulnerable, standing there without any clothes on.
(服を着ずにそこに立っていると、私はとても弱いと感じてしまう)
Vulnerable (ヴォーナボー)の発音は難易度がやや高い。
発音が難しい単語は発音を聞きながら何回も自分で口にだして、引っかかりなく言えるまで練習が必要だ。
僕の英語のチューターがそう言っているので、なにも考えずに50回くらい口に出してそれから僕の発音を確認してもらった。
英語だけではなく、なんでも難しいことは難しいと思わなくなるまで分解するとできるようになる。
人間はやらない理由を見つける天才です。
アインシュタインがこう言っていた。
Common sense is the collection of prejudices acquired by age eighteen
(常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションのことである)
たしかに人は偏見の塊である。僕も偏見が理由なのかとてもイライラしている。
「あなたは怒ることあるのですか?」
「もしかして前世は仏ですか?」
バイカル湖くらいの深い心を持っていると言われている僕(冗談だが)がイライラすることがあった。
いやイライラというのは適切ではない。諦めの感情である。
それはららぽーとにある洋服店へ行った時のこと。
店頭にたたんで置いてあるシャツがいいなと思った。次のアクションとして金額を確認しますよね。
でも値札の付いたタグが服の中に隠されていて、見えない。首のところから内側に手を入れてタグを探るが、ない。
首タグに値札を付けない種類のやつか!
シャツの下から手を入れて、横についているタグ見つけた。
金額は6,700円。想定していたくらいだ。近くにも別のシャツがあったので、値段を確認しようとするが、またタグが見えない。服に手を入れてタグを外に引っ張り出して確認した。
ここでもう値段を確認しする作業をするのが面倒になってしまい、何も買わずにお店を出た。
このタグ隠しはなぜなのだろうか?
店員の狙いなのか?値札を探している間に、店員がお客に話しかける隙を作らせるわけか。
おそらくほぼ100%のお客は値札を探してチェックするだろう。
お客が値段チェックした後に、わざわざ店員はタグを中に戻すということをしているわけである。
これはどっちにとっても得があるのか?Winしている人はいるのか?
タグによって他の服に傷がつくのかもしれないが、そんなものはタグの形状を変えることで改善できる。たくさんの人がタグを探すと、服が汚れる可能性もある
誰得?
Win Win の逆、Lose Loseである。
このプライスタグを巡る争いに誰か終止符を打ってくれないだろうか。タグは隠れているのが当たり前という考えをやめようじゃないか。
いや、ちょっと待てよ。そんなことを考えているのは自分だけなのかもしれない・・・
僕以外の世界では何の問題もなくプライスタグは受け入れられているのか?
偏見を持っているのは僕だったのか・・・
Common sense is the collection of prejudices acquired by age eighteen
常識とは18歳までに身につけた偏見のコレクションのことである
Common sense → 一般に常識と理解されていること
prejudices → 偏見