「我々はVUCAワールドで生きている」と大学院の教授が言っていた。
VUCA ワールド?
それってなんですの?
調べてみると、VUCAは
- Volatility(変動性)
- Uncertainty(不確実性)
- Complexity(複雑性)
- Ambiguity(曖昧性)
の頭文字をとったもので(ブーカと読む)1991年にArmy War Collegeで使われたフレームワークのこと。変化が早い社会は常に複雑で不確実である、新しい戦い方に備えなければならない。
こちらのサイトでVUCAについて詳細を解説しています(英語)
ビジネスにおいても、競争は激化し、多様化している。ビジネスの先行きを想定することは難しい。しかし、困難な状況でもVUCAのフレームワークを使ってビジネスを最大化していこうということです。
例えば、今回のウイルスがここまで人々の生活を変えることになるなんて想像もしていませんでした。それでも変化になんとかして対応する必要があります。テレワークという働き方も当たり前になっていくでしょう。通勤しなくても仕事が完結する。外部のミーティングもリモートが中心に。もちろん「はんこ」はいずれ不要になるでしょう。VUCAの世界では状況は早く大きく変わっていく。
中国ではコロナ以外にも新しいウイルスが見つかったというニュースもある。
公表されていないウイルスが他にもあるでしょう。
先週のニュースをみると米国やインドが中国発のアプリを禁止(ユーザーの情報が中国に盗まれているのが理由)しようとしています。ツイッターやフェイスブック、インスタなどは比較的長く使われているが、いつ新しいアプリにとって代わるかもしれません。
一生続くものはない。変わらないものは衰退していく。VUCAの時代には、行動力、生産性、スピード、状況に即した情報収集力が必要です。
という説明を読んでも、定義がざっくりすぎて実際にどうしたらいいのかわかりませんね。
答えは用意されていないので、自分で見つける必要があります。答え探しを続けた人が成功します。僕はもうとっくに諦めて取り残されています・・・
フランスの哲学者ルネ・デカルトが500年前にこう言っていた
Divide each difficulty into as many parts as is feasible and necessary to resolve it.
簡単に言うと
「困難は分割せよ」
です。
やりたくてやってなかったこと。どうせ自分には無理だなと思ってたこと。時間やお金が理由でできないことってありますよね。
人生できないことだらけです。でもそれをなんとかしてできるようにする方法は、できるようになる粒度までひたすら分割することである。
500年前にデカルトが提唱したこの方法は今だに有効です。
やりたいことを10年、1年、1か月、1週間、1日、半日、1時間という単位まで細分化して実行するのです。
スペイン語を1年後に話せるようになりたいのであれば、今月の目標を決める。今週覚えるフレーズを決める。1日に覚える単語数を決める。
留学したいなら、留学するために必要なことを分割します。1年後に米国へ行くと決めたならそのために何をしなければいけないのか?すべて書き出します。
ギターを弾けるようになりたいのであれば、毎日30分練習する、1回につき10分は最低コードを弾く。
このようにできるだけ小さな単位まで分割すると、「あ、これならできそう」って思えてきます。
それでも無理なら、できるぞと思えるまで分割をする。
例えば、僕は毎日腕立て伏せを100回やりますが、最初から100回はできませんでした。少ない回数でできる限界までやるように分割しました。
1日20回、40回、50回・・・それから、50回を2セットに分けてやると。毎日やってたら、徐々にできる回数が増えて続けて100回できるようになりました。
仕事でも起業でも同じです。難しいなと思って諦めるのではなく、小さく分割すればたいていのことはできそうなゴールまで細分化することができます。
小さなゴールを達成すると次のゴールまでの労力が減少します。トラックが動き出すときに最大のエネルギーが必要だが、いったん動きだすと小さな力でも走り続けられるのと同じ原理です。
ウイルスが原因でさらにできないことが増えました。しかし、それを嘆いていてもウイルスがどこかに消え去ってくれないし、僕の生活を前のような状態に戻してくれない。これが新しいニューノーマルと認識して、自分を変化させていくのです。(なんて言いながら、ついついネットフリックスでドラマばっかりみている・・・)
そんなときはこうゆう動画をみている。
若手起業家の竹花氏は、いつもメッセージが熱くてストレート。たまに口が悪いがそれもキャラクター。この動画は映像を見ずに音声だけを聞いてみてください。目からの情報を遮断することでより集中して聴くことができます。
キングコング西野はアンチが多くて嫌いな人も多いが、ビジネスセンスがあり、努力もしている。物事の本質を指摘するので痛いところを突かれたなって思う人の心がざわつくのだろう。↑の竹花氏、西野、ホリエモンなど共通点があります。
ではまたー