Oxymoronってどんな意味?アメリカの学校は学費が高く、教科書も高めの価格で学生から儲けようとしているんじゃ?

今日の英語フレーズ

 

今日アメリカ人が使った英語

Oxymoron

はい?

オキシなんだって・・・?

オキシから始まるワードで唯一知っているのは「愛情を感じると分泌されるホルモン」のオキシトシンだけです。

今学期の教授はどんどん追加の教材を使う。レポートを書くためにハーバードビジネススクールのサイトからケーススタディや資料を買わないといけない。しかも定価で。通常は学割があるはずなのにそれもない。

アメリカの学校は学費が高い。かつ、教科書も強気の価格設定で学生から儲けようとしている(これは深読み)

1つのレポートが5~10ページくらいの量なのに9ドルで販売している。約1,000円である。


https://store.hbr.org/articles/?ab=store_hp_nav_-_articles

 

それを毎週4レポートも購入して読まされるので、毎週の出費が4,000円かかる。1セメスターが10週間あり、少なくとも半分の5週間はレポートを読んで回答するケーススタディの課題があるため、4,000円×5週で2万円となる。

授業料とテキスト代以外にもこうやって追加の教材で生徒の出費が膨らんで(お金を巻き上げられている)いきます。優しい顔をしてお金はしっかり取り立てる。リボ払いよりは悪質ではないが、これではアメリカの学生が卒業と同時に学生ローンの借金まみれになるのも無理はない。

大学を卒業すると同時に240万円の借金返済が始まる
日本と違い大学の学費は自分でローンをして払うのが普通のアメリカなんですが、こんな記事があったので貼っておきます。 5月4日「yahoo.com」(英文)によると、米国の私立大学の中には、学費が年間500万円近くかかることもあるというから驚き...

ハーバードスクールに関連した生徒でもないのになぜハーバードビジネススクールの教材を使うのだろうか?とモヤモヤしているのはレポートを読みたくない故の現実逃避。

「入学するのは簡単だが卒業するのは大変」

と言われる理由はこれだ。とにかく課題が多い。読む量がものすごい。テストが多い。教授の採点が厳しい。いいことひとつもない。そして入学が簡単という認識には誤解がある。入学するのも難しいがそれはまた後日に。

他の大学も使うほどハーバードビジネススクールが扱うテキストはレベルが高いということだが、自分の頭脳のレベルは高くないので高低差で酸欠です。

ゼーハーしながらレポートを読んでいる。脳が酸欠状態で授業中に教授が使ったワードがこれです。

oxymoron(ɒksiˈmɔːrɒn)
発音記号をみると「オクシ・モウロン」

How To Say Oxymoron
Learn how to say Oxymoron with EmmaSaying free pronunciation tutorials.Definition and meaning can be found here:

Moronは「バカ、低能」

You are such a moron → お前はなんて愚かなんだ

という意味は理解しているが、これにOxyがくっつくとどんな意味になるでしょうか。

Oxyがつくとまったく異なる意味になります。

ウェブスター辞典では以下のように説明しています。

a combination of contradictory or incongruous words
矛盾した言葉の組み合わせ

 

日本語では「撞着語法」どうちゃくごほう という初めて聞いた言葉で、矛盾している意味の単語の組み合わせ表現です。

例、「賢明な愚者」「小さな巨人」「明るい闇」「無知の知」「負けるが勝ち」など

英語の例では

random order バラバラに揃っている

bittersweet 苦くて甘い = ほろ苦い

open secret 知られた秘密 = 公然の秘密

original copy オリジナルのコピー = 原本

living dead 生きてる屍 = ゾンビ

awfully good = ひどく良い

こちらのサイトにoxymoronの例があります(英語)

授業中に教授がこのOxymoronを使って例えたのは、すべての企業が直面する組織の崩壊の危機は人事に原因がある。大企業だけでなく組織に人が増えてくると経営者が従業員に求めることと従業員が会社に求めることにギャップが発生する。社長は社員にもっと自発的に新しいことにチャレンジしてもらいたい。でも社員は自分の業務以外はやらない。社員からみると会社の承認プロセスが遅い、部署の連携ができていない、営業部が勝手に納期を決めてくる、なんでも決定するまで時間がかかるのでもうやる気がなくなった。など、組織に属している人の立場によりやること・やるべきことが異なっているOxymoronがあるということです。

社員の目線と経営者の目線を揃えることはかなり戦略的に行わないと無理です。

 

アメリカの歴史的コメディの1つに「サインフェルド」という番組があります。このコメディのテーマは「Show about nothing」でした。なにもしていない人々の日常についてのコメディです。そんな番組のなにが面白いのか?と思ってみてみると実際にはなにも出来事がないわけでなく、ちゃんとエピソード毎にテーマはある。実際には「ナンセンス」がテーマなのでしょう。

I’m so busy doing nothing
なにもしないことをしていて忙しい

というのがテーマです。

なにもしてないのに忙しい?そんなことあるのか?

人はなにかをしていなければならないという固定概念がありますが、たまには何もしていない時間があってもいいのです。

僕は毎日なにもしてないが・・・

 

 

 

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