Collocation → 連語、語の配置
コロケーションは一般的に使われる英単語の組み合わせのことです。
牛丼には卵をかけると美味しいが、チョコレートソースは違和感がある。トンカツには生クリームではなくソースがいい。
というような当たり前だが、そうゆうものが日本語にも英語にもあります。コロケーションはその定番の組み合わせのことです。
「薬を食べる」
には違和感があります。「薬は飲む」でないと無意識レベルで気持ちが悪い。
同じように「靴を着る」ではなく「履く」です。傘は「使う」よりも「さす」のほうがしっくりくる。
英語学習でやっかいなのが、どの単語にはどの単語が相性が良いのかが感覚的に分からない点です。
例えば「ひどい雨」場合、Strong rain なのか Heavy rain なのか?
日本語から訳そうとすると、「ひどい、だから強いを意味するStrongかな」となる場合があるが、正解はHeavyです。Strong rainとは表現しない。
もう少し例をあげると
「ゆっくりして」
Use your time ×
Take your time ●
これはTake your timeで1つのかたまりとして覚えているが、なぜUseでないのか?コロケーションでそうなっているためです。
「洗濯する」は「Wash laundry」ではなく動詞はDoを使い「do laundry」が正しい。
マクドナルドのようなファーストフードは
Fast food ●
Quick food ×
クイックは使わない。
こうゆう例を挙げるとものすごいたくさんでてきてため息がでます。
上記の例ではコロケーションの観点からは不自然な英語表現であるが通じることもある。でも、できれば自然に正しいコロケーションを使えるようになりたい。
コロケーションをどのように勉強したらいいのか?とアメリカ人のESL先生に聞いてみました。
そしたら「覚えるしかない」という回答でした・・・
無理やん。そんなの全部覚えられるわけない・・・
でも先生はすごい笑顔で「コロケーションは感覚的なものなので自然に身につくまで使おう」って
ああ・・・たしかに英語学習に近道はない。赤ちゃんからやり直したい。そしたら身につくだろうか。
でも多少のコツは教えてくれました。
コロケーションの覚え方
フレーズと文脈で覚える
これもかなりのやる気を必要とするが、英文やラジオ、映画、ドラマなどで使われている表現をインプットして、よく使われる組み合わせを覚えるというやり方です。
コロケーションは無限にあるのでそもそも全部覚えようとしない。よく使われるものだけに絞ればいいのです。と割り切るとメンタル的に楽になります。
グーグルでCollocationで検索してみつかる以下のようなサイトで勉強する方法もあります。
英語で英語を解説しているので勉強になる。
誰かがまとめてくれたものを活用する
2つ目はコロケーション辞典を活用することです。
頻度の高いコロケーションをある程度まとめてくれている本がたくさんあるので、自分で探す労力を節約できる。
例えば、「夕食を作る」場合はDinnerにどんな動詞が相性がいいのか?こちらの本ではMakeではなく、CookとPrepareと書いてある。
でもこうゆうガチ勉強みたいな本って毎日見たいと思えるほどの強いメンタルを持っていない。「見たくない見たくないー」となります。
でも、ひとしきり「あーヤダ!もうこれやだーーー」って駄々をこねたら、我に返り落ち着きを取り戻しました。
面白くない本の使いかたは、パラっと開いたページの1つを5分くらいで見る です。これでもいい。1ページ目から順番に几帳面にやるとかだと継続できない。
ゆるーく毎日習慣でみるようになれば、1年後には365ワードはみたことになります。たとえ10%しか覚えてなくても36ワードは覚えているので、十分ってことにしておきます。
さあ、今から僕と競争をしましょう。
毎日1つコロケーション辞典の適当なページを開き1つ読む。
それを1年間続けたらお互いが勝者ということで乾杯しましょう。タピオカミルクティーで
僕が今日開いた213ページにあったのはこれ
Group
「グループを作る」と言いたい場合、Make a group かな?と思いつつ辞典をみると、1つ目に Form a group、2つ目は Set up a group となっていました。どっちかの動詞を覚えておけばいいですね。
こんなことを毎日やる人なんていないだろうから、まず僕が毎日1単語チャレンジ開始です。
今日のワードはツイッターで更新することにしよう。こうやって言っておくとサボりの抑止力になりそうな気がするからです。
でも、僕のツイッターをみている人はいないので、2日目でサボる気がしている。三日坊主どころか二日坊主・・・