出張で海外に行くと、時間があまりなかったり、遠くまで行くのが面倒なのでホテル中のレストランや近くにある雰囲気が良さげなレストランに入ることがある。
ほかにあまり選択肢がなくて、「なんでもいいからとりあえず食べとけ」ということもある。
先日ユタ州のパークシティに宿泊した時、ホテルの周囲には自然だらけで、二つしかないレストランのひとつに入った。
メニューをみても食べたいものがない。軽めなうどんやそばがあるといいのだが、もちろんない。生粋のジャパニーズなのでアメリカでもアジアの食を欲してしまう。できればベトナムヌードルがあると最高だが、あるわけがない。
仕方なしに入ったレストランは
雰囲気がよく
サービスもよい
景色も料理の提供も悪くない
でも味が・・・
ステーキもサラダも割高なのに美味しくない。誰も悪くない。自分のテイストに合わないだけである。
ステーキが40ドル、サラダは18ドル
チップも合わせて70ドル。日本円換算すると8000円以上。一人でふらっと入ってサクッとと考えていたのにこの値段・・・
こうゆう旅先の割高なレストランはツーリストランと呼ばれる。
touristaurant
Tourist とrestaurant の造語です。
アーバンディクショナリーでは以下のような説明をしている。
Expensive restaurants with horrible food that people still go to for the prime location or atmosphere.
旅先で行く雰囲気重視、割高だか食事はおいしくない観光客向けのレストランのこと
アジアと違い観光客価格というのがなく、メニューに価格も表示されているので、ぼったくられる心配はないが、とにかく価格が割高なため、比例して満足度が下がってしまうのである。
ググってほかに良さげなレストランがないか、調べてもほかに選択肢はない。
しかたなしに翌日は、シーザーサラダにグリルチキンを追加して食べた。
これで25ドルとは・・・
「お客様はこの四つ星ホテルに泊まっているのだから、このくらいのお金は食事につかえますもんね。もちろんですよね」
と言われているような気がした。出張でなければこんな割高なところに泊まるわけない。アメリカのホテル、レストラン、食費、家賃の割高感が年々上昇している。
→ソース(https://webronza.asahi.com)
日本の物価はずっと横ばいで過去数年で少し上昇しているが、米国、ユーロ圏は右肩上がり。
サンフランシスコで働くベンさんにきいたら、家賃も物価も上がっているので、年収1000万円でもあまり余裕のある暮らしはできないのだそう。
月収 手取り60万円
月の家賃 23万円
広い家に住んでいるわけではないが、とにかく家賃が高く、2ベッドルームでこの値段。
このサイトによると、ロスで働いている場合、11日間は家賃を払うために労働していることになる。
データはなんでも平均値はブレが大きいので参考にならないことがある。中央値のデータがあったらもっと実態がみれます。眠いのでだれか調べておしえてください テヘッ
【独占公開】年収1000万円は低所得。シリコンバレー住人の「家計簿」
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ではまたー