オーストラリアに住んでいる友達がある記事をいいねしていたので、見てみるとこう書いてあった。
「It's OK to say No to pineapple on pizza」
「ピザにパイナップルをのせるな と言ってもいいんだよ」
The owners of a pizza shop in Launceston have painted around an anti-same sex marriage billboard on their building. @abcnewsTas pic.twitter.com/bQjSg3huZk
— Carla Howarth (@CarlaHowarth) 2017年9月21日
たしかにハワイアンという名で、パイナップルがトッピングされているピザがある。
ドミノピザのメニューをみるとおいしそうにみえるが、大学の近くにあったピザ屋のハワイアンはもっとしょぼかった。
「酢豚にパイナップルは入れるな!」と言う人もいる。
僕はピザのパイナップルが苦手だったが、カナダの1ドルピザ店でハワイアン以外が売り切れていたとき、仕方なしに食べていた。1ドルでお腹が満たされる他の食べ物はカレッジの周辺にはなかった。
たった1ドルでもお金を払うので、トッピングのパイナップルを無駄にすることはできない。大胆にパイナップルをつまんで捨てるリッチなクラスメートがいた。なんて奴だ!(ビシっと言ってやる)
「パイナップル捨てるならちょうだい・・・」
もったいないので、僕は紙皿にパイナップルをよけておき、ピザを食べ終わった後にデザートとして食べた。食後のスイーツと考えることができる。小腹が満たされて、デザートまであれば幸せな気持ちになりますね。
でも、できればペパロニやソーセージのピザが食べたかった。今は2ドルや3ドルのピザが買えるようになったのに、なぜかまだハワイアンを選んでしまう。
今回紹介したいのはピザの思い出ではなく、気になったのはIt's OK to say No の部分である。
このフレーズにはもう少し深い意味がある。今月オーストラリアで同性婚の国民投票が行われた。
同性婚に反対するグループが、世の中の流れは同性婚に賛成かもしれないが、「ノーと言ってもいいんだよ」と同性婚反対に投票することを促す広告をだしたのです。
その広告に違和感を覚えたピザ屋の店主が冒頭の「It's OK to say NO」の後に自分の店舗の壁に「to pineapple on pizza」と追加してユニークは文章に変えていたというわけです。
This happened in #Launceston yesterday - #pizza shop paints their wall, adding a message for customers #SSM2017 @abcnews 🍕🍕🍕 pic.twitter.com/Fyn0wkVLXy
— Fred Hooper (@freddyhoop) 2017年9月21日
同性婚 → same-sex marriage
結果は60%以上がイエスに投票した。
→Buzzfeed日本語版の記事 「オーストラリアで同性婚合法化へ」
制度が時代に追いついたということですね。
ではまたー