留学のROI。留学にたくさんのお金と時間を使った結果、その後どのくらい特があるのか?収入は上がるのか?

 

タイトルにあるROIは
「ロイ」ではなく「アール・オー・アイ」と読む

Return on Investment
の略で投資したお金に対して得られた利益のこと。

1,000円の焼肉食べ放題で5,000円分食べたらかなりお得である。
投資した1,000円以上食べたので元は十分得たから、ROI的にはとても良い言える。

得た結果は使ったお金で割るとリターン値を算出できる

5000 / 1000=5

焼肉食べ放題のROIは5となる。非常に高いリターンである。

1.0より高いと得、低いと損である。

たくさん飲んで食べる男子が多い飲み会に行くと僕のリターンは大体マイナスになる。

「割り勘で5,000円づつね!」

お酒はほとんど飲まず、ご飯も少しでよいので1人で行ったとすると3,000円と想定すると

3000/5000=0.6

「割り勘だとROIが低くて割りにあわんなー」

と投資用語を日常的に使いこなす俺をアピールすると

「こいつせこいやつやなー」

と思われるので注意していただきたい。

合コンに10回行って、毎回一万円を使ったにも関わらず1回も「この人だ!」という相手に出会うことがなかった場合、投資効率は非常に悪い。

ということもROIでザックリと数値で理解できるようになる。

逆に友達の紹介で会った美人の女性とモスバーガーで1,000円使っただけで、そのまま付き合うことになったらROI効果はものすごい高い。

でも付き合ってみたらシャネルのバッグを買わされたり、六本木のオークドアでコース料理を食べ、リッツカールトンでの宿泊をごり押ししてくるような結果になると、長期保有は難しくなる。サンクコスト(sunk cost)が高くても撤退する勇気が必要だ。投資は難しい。

 

留学のROI

 

海外でMBAを取得しようとすると学費と生活費で1千万円は必要である。しかもその間仕事ができないので、お金はどんどん減っていく。

友達のしんちゃんは自費でアメリカへMBAを取りに行ってそのくらい必要だった。

1,000万円を使い(自分に投資)MBAを取得し、再度就職してからそれを回収するほど高額のお給料を得ることができるだろうか?

MBAとまでは行かなくても、海外の大学を卒業して英語がビジネスレベルで使える、かつ専門知識がある場合、十分回収できる。

 

アメリカの大学4年間に必要な金額

 

アメリカの名門大学は授業料が高額なため、2年制大学から4年制に編入して授業料を節約する方法で計算してみる。

留学時にある程度の英語力がない場合はESLを受講する必要があるため、さらに1年長くなることもある。
だいたいの金額を計算すると学費と生活費(住居と食費)が四年間で

学費 700万円
生活費 450万円
合計 1,150万円

ひぇっ
すごい金額だ!

1年間でざっくり300万円は必要である。返済しなくてよい奨学金制度を活用したり、学費の安い州を選ぶことでもう少し安く抑えることは可能。

参考サイト→www.ryugaku.ne.jp

子どもを留学させるためには、親の年収はその3倍くらいは必要だろうか。

僕は家が裕福ではなかったため、親の援助なく留学した。親からサポートがある留学生がとてもうらやましかった。

僕はあらゆる方法で節約できることをすべて試した。授業料の一部が免除される奨学金制度と2年制大学を卒業し就職した会社から授業料をサポートしてもらうことで4年制へ進学した。

さらにその頃はすでに移民になっていたため、僕が払った授業料はどの留学生よりも少なかった。

※留学生は自国の学生よりも授業料が高く設定されている。州立の大学は州内の学生よりも州外からくる学生のほうが授業料が高く設定されている。

1日2食、外食はしない節約生活をしていたので、必要な生活費を極限まで抑えることができたが、体重も健康さも減少していった。このことを思い出すとせつないので、先に進みます。

無事アメリカで大学を卒業して、就職するといくらお給料がもらえるか?

卒業してそのままアメリカで就職することもあるが、ほとんどの場合日本に帰国することになるでしょう。

DODAが年齢別平均年収データを発表していたのでそこからグラフを作ってみた。

データ元→https://doda.jp/guide/heikin/age/

平均年収で算出すると

青が日本の平均年収、オレンジが英語力がある場合の年収。

留学した場合、日本の大学を卒業するよりも1年~2年遅く就職することになるとして24歳からキャリアがスタートすると仮定。

就職して最初は社会人経験がないため、年収の差はほぼない。5年目、もしくは30歳をこえてから差がでてくる。

上の図は平均年収よりどのくらい収入が上なのかのグラフ。30歳で150万円。40歳で200万円以上平均年収よりも収入が高くなる。

平均年収よりも200万円収入が多い場合5年で1000万円差が出てくるので、留学費用を十分回収できることがわかる。

なお、この英語力の年収アップ率は帰国子女、外資で働く知人、自己の経験を参考に比較的コンサバに計算している。実際には35歳で1000万円超えしている友達もいる(東京の外資企業という限定的な条件であるが)

30歳を超えたらだいたい600万円オーバーなのは、それより低いとどんどん転職するためです。
ということで以前も書いたことがあるんですが、英語ができるといろいろと選択肢が広がるのでオススメです。

 

【年収はいくら?を英語で】 英語が話せる人のほうが年収が高いのはなぜか?

 

それよりも僕の親が会社をやっててお金持ち、留学費用くらいならいくらでも出してくれる
子どものころにアメリカで育ててくれる、もしくは日本でインターナショナルスクールへ入れてくれていたらもっとよかったのになあ

と今だに100%他力本願な気持ちがあったりする・・・

 

 

 

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