僕は特に家が金持ちでもないごく平凡な家庭の子である。いやむしろ平凡よりも少し下の家庭である。そんな僕は親の援助もなく日本でバイトし、学費を稼ぎ、生活費を稼ぎそれをカナダに持ってきてなんとか生活してるレベルである。そのためかなりの節約生活をしている。
毎年夏になるとカナダでは夏期授業を受講せず日本に出稼ぎに行く。できれば夏の間に1つでもコースを受講して早く卒業したいのだがお金がないのである。
とにかくひたすらお金を節約するために、毎日自炊をし、外食はほとんどない。
学校のカフェでご飯を買って食べるお金はない。
いつも家から飲み物とおかしを持って行き、空腹をまぎらわせている。
みんなが学校のカフェでおいしそうにバーガーを食べているのを遠くから眺めている。
バンクーバーにある日系の本屋さんで日本の雑誌(日本で買う値段の3倍もする)を買うこともない。(日本人のクラスメートがここで本や雑誌をどんどん購入しているのはみなかったことにしている)
もちろん旅行も行けない・・・
そんなキッツキツで生活をしている。
なんでこんなことを書いてるのかと言うと、この前、学校のクラスメートが集まって留学生を集めた飲み会の予定を立てていた。
僕が節約生活をしているのを知っててか、気を使ってか、僕はその飲み会に誘われなかった。
別にそんなことをしにカナダに来たんじゃない
と自分をなぐさめていたけども、そのうちの一人が翌日に話かけてきて
「たまには来ればいーじゃん、50ドルもかからないよ」
と言った。
その人にとっては50ドルは安いのかもしれないが、僕は50ドルを稼ぐのにどれだけ労働しないといけないのかを考えると出せないお金だった。
僕の1ヶ月の食費は120ドル
それを一回の飲み会で使うクラスメート・・・
そんなとき 「お金がないから行けない」 とは言えず
頑張って強がって 「他に予定あるからムリ」 って言うのが精一杯だった。
その時つくづく親のお金で留学してる人を見て、ほんとにうらやましいな、いいなって思った。
もちろんお気楽な人ばかりじゃないことも知ってる。頑張っている人たくさん知ってる。
でも
なんで自分はそーじゃないんだろうって・・・
どうして貧乏なんだろうって・・・
なんでしんどいんだろうって・・・
なんで我慢ばかりなんだろうって・・・
そしてなんで悲しいのだろうって・・・
やっぱり世の中は不公平なんだと思う。
頑張っている人がその分幸せになるとは限らないのかもしれない。
お金の心配をしなければもっと集中して勉強できるのかもしれない。
そんないろんな 「かもしれない」 が思い浮かぶ。
でも、これは自分の試練なんだと思って、ちょっとくらい壁があったほうが乗り越えたときにうれしさが倍増するのかもしれないと考えてみる。
環境がその人のやることを決めてはいけない。
お金がないから勉強ができないことを言い訳にしてはいけない。
信念を持っていればたいていのことはできるはず。
底辺から登っていくほうが学ぶことは多いはずだ。
これよりも下はない。
むしろカナダにいれる時点でそもそも幸せなのかもしれない。
だから人と比べるのはやめよう。
上も下もない。
自分が決めて選んだことを納得いくまでやってみよう。
そう思ったのです。
なんかほんとにグチですみません。
明日からポジティブにやっていきます。
ここまで読んでくれてありがとうございます。