「成功する留学の基準のようなものをアピールしている業者がたくさんいることは残念だ」
と言っていました。
というのも留学にはこれが成功でこれが失敗なんてものはないからです。それは周りが勝手になんとなく決めただけの基準なのです。
アメリカでレベルの高い大学を卒業した = 成功した留学
と一般的には認識されているが、
カナダで半年間語学学校に通った後に数ヶ月のんびりした = 悪い語学留学
この場合、遊んでいただけでしょ と思われることがある。
判断するのは周囲ではなくて、本人がそこで何を経験して学んだかである。
勉強していない期間は無駄と判断するなら、世界を旅するバックパッカーはみんなダメってことになってしまうだろうし、一生懸命勉強してカレッジを卒業したが結局アメリカ嫌いになってしまった例もある。
日本から飛び出して、海外にちょっと住んでみる
これだけでも勉強になることがたくさんあります。成功か失敗かは、現地で起きるさまざまな出来事やハプニングの結果です。
でもそれは長い目で考えたら失敗ではなかったりもします。
結局、僕が出会った留学カウンセラーはなにが言いたかったのか?
業者が 「この学校に半年通って、TOEICで900点とれば、日本に帰国してからも有利ですよ」 という
お決まりのセリフに注意して欲しいということです。「成功する留学」 というキラーフレーズで手数料が高くとれるパックをオススメすることがあります。
今の自分の価値は日本ではどのくらいなのか?
カナダで大学を卒業して働いていたとき、自分の価値ってどのくらいなのか気になり日本の転職を紹介サイトに登録をしたことがある。
もしかしたらすごくいい条件の仕事があるかも
そしたら日本に帰るのもありかな
という期待があった。
どんな職種でも英語ができると給料が20%アップなんて話もきいたことがある
不安げながら期待しつつ転職系サイトに登録してみた。
―1週間後
さっそく興味を持ってくれた会社からメールがきた
「こんな仕事は興味ないですか? 」
マイクロソフト
オラクル
IBM
なんてメールの最初に書いてあるから
(一気にテンションがアップ!)
と思ったら
「・・・などと取引のあるソフトウェアの会社がウェブの開発者をさがしています」
このメール書いた人なかなかやるな!
と関心しました。
それから1ヶ月の間に14社から問い合わせがあった。
これにはびっくりしたが 実は14社すべて人材紹介会社だった。
僕が日本のシステムを知らないだけかもしれないが、人材紹介会社はよさそうと思った人にかたっぱしから連絡して登録した人が転職した紹介料をもらうために頑張っているわけです。
別に悪いことはなにもないですけど
こんな仕事どうですか?
とどんどん紹介してくれる。
ありがたいのですけど、もう自分の希望と募集の仕事内容がまったくマッチしてないのも結構ある
さすがに14社は多過ぎだし、たくさん送ればいいと思ってるのだろうか
しかし給料はどれもカナダよりも高くて、カナダの給料明細を見て切なくなる
残業のないカナダののんびり生活
と
給料は高いがしんどさも高い日本
どちらも魅力的です