【End of An Era とはどんな意味?】 日本の大学に行かずに自力でカナダへ留学したら貧乏すぎて泣いた話

 

バンクーバーでいちばん人が集まり、活気があるのがダウンタウンにあるロブソンストリート。このダウンタウンの真ん中にあるハイライズのアパートに3年ほど住んでいた。

Google Mapでみるとこんな感じの丸いビル⇣ ビルの中の写真はこちらから

palisade

vancouver ダウンタウン

High-rise ハイライズ → 高層のビル

例、High-rise building

高層マンションは high rise apartment

 

賃貸の意味で使われるアパートは英語ではアパートメントと言わないと別の意味になります。

apart → 「離れる、バラバラになる」

ついでにマンション(Mansion)は英語だと大豪邸の意味になるので、普段は使われない。

日本のマンションは英語ではコンドミニアムと言います。

マンションに住んでいる → I live in a condominium

カナダは毎年家賃が上がっており僕が住んでいた部屋も値上がり率がすごいことになっている。初物のメロンとダイエーで売ってるキウイくらいの差がある。

最新の家賃を調べてみたらこの部屋の1ヶ月の家賃はなんと3,200ドル!(約30万円)

僕が住んでいた時は1,400ドルだったので倍以上に値上がりしている。築年数は古いのに家賃はどんどん上昇するバブルな状態です。

家の値段は古くても下がらない。だから高くても買う。という日本が昔経験したのと同じ状態になっている。

バンクーバーは移民が加速度的に増えているので、地元民の住む物件が不足しているのに加え、海外の投資家が資産の確保や投資目的で強気な金額でコンドミニアムを購入するため、一般人にはもう手が届かない価格になっている。

地価が上がっているダウンタウンはお店の家賃も高くなり、高級なレストランも多い。

「ええー?この普通のクロワッサンが6ドル!?」と値段が割高なカフェやレストランもちょいちょいある。

 

カナダに来ていた日本の居酒屋ブーム

 

ロブソンストリートに葉っぱという日本の居酒屋レストランがある。バンクーバーに住んだことがあるなら一回は行ったことがあるだろう。

僕が学生の頃、カナダに日本の居酒屋ブームがやってきた。

日本食レストランはどこも人気で夜は満席。日本の居酒屋はヘルシーなイメージから新規にオープンするお店はどこも混雑。とくに「Guu」と「葉っぱ」は人気店だった。

葉っぱがオープンしたのは今から13年前。友達も数人この店でバイトをしていた。

僕がカナダで就職してからサッカーチームのメンバーと数回飲みに行った思い出がある。そのときからスキンヘッドだった友達のヨシ(本名)はいまもスキンヘッドのままだ。この世に生きる限りスキンヘッドでいくのだろうか・・・

たくさんのワーホリや留学生がこのお店で日本食を食べながら日本のことを思い出していただろう。そのお店が閉店という話が聞こえてきたので、ウェブサイトをみるとこんなタイトルで閉店のお知らせが投稿されていた。

The End of an Era – Hapa Izakaya on Robson Street

The restaurant industry is a challenging one. While we gave it our all, in the end, the enormous rent made it impossible to sustain our business at Hapa Robson.

→お店のサイトはコチラ
要約すると、家賃高騰により残念ながら閉店となりました。

End of an era →  「一つの時代の終わり」

 

この記事を読みながらその時のことを思い出した。

その頃はとにかくお金がなくて、バンクーバーで一二を争う貧乏留学生だった(はず)

親からお金の援助なしに留学に挑戦したことはかなりの苦労を伴った。日本でバイトして貯めたお金で留学生活をする無茶な学生は知っている限りゼロだった。ワーホリならガッツのある男子はたくさんいるが。

 

貧乏でも留学できた方法を簡単にまとめると


日本ではバイトをかけもちし、最低100万円を貯める。
とにかく節約生活をする


カナダでの主食は安く買えるカリフォルニア米。食料品はまとめ買いが鉄則。買い物するときはCostcoなどで大量買いをする。パスタも1キロ1ドルで買える。


外食は絶対にしない。
外食は税金とチップが加算されるので思っていたよりも払うことになる罠がある


ルームシェアで家賃を節約する。
かつ学校の近くに住む。これで交通費を節約できる


夏休みは日本へ出稼ぎに行く。
飛行機代を払ってもその4倍は日本のバイトで稼げる。夏休みは3ヶ月あるから日本で毎日バイトすれば40万円以上は稼げる(ただし真夏の肉体労働は死にそうになるのでできれば室内で。(引っ越しのバイト中に疲労と熱中症で倒れた経験アリ)


カナダでは全力で奨学金を狙う
留学生を対象にした返さなくて良い奨学金制度がある


旅行は卒業まで我慢
行きたい場合は自転車とバスで行ける範囲まで。または人の車に乗せてもらう。


カナダでもバイトをする
フルタイムの大学生(国がOKしている学校に通っている場合のみ)は学校内や週20時間までは学生ビザでもバイト可能。休暇中はフルタイムで仕事も可能。語学学校の生徒は対象外。


お金がかかることはとにかく気合で我慢。

上記を全部実践すれば今手持ちのお金がなくてもこれから計画を立てれば留学することはできる。そして卒業しカナダで就職できるかもしれない・・・

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私の夢は英語がペラペラになりたい。映画を字幕なしで見たい。外国人の友達を作りたい。外資系企業で海外とつながる仕事がしたい。そんなことを漠然と思っていましたが、今はそれがすべて叶うようになりました。 すべてのきっかけになったのはワーキングホリ

 

留学するために日本で肉体労働のバイトをかけもちし、貯金した金額では全く足りずカレッジから奨学金をもらいギリギリの生活をしていた。

日々の生活に余裕はなく、学校で食べるランチ、コーヒーは家から持参。コストコで大量買いして家から持参したスコーンとバナナが主食だった。きっと僕の身体の半分はスコーンとバナナでできていた。

食費につかえるのは1ヶ月に1万円まで。日割りすると1日330円。だから外食は一切できなかった。

何かを得るためには覚悟と努力が必要だが、やってみたらなんとかなるもの。

僕の知っている留学生はみな親が裕福だったので、余計にあちらとコチラの底なしの溝の深さを感じた。僕はカーストの底辺でひねくれていた。

でも志は高い!と強がっていた。その頃に書きとめたひねくれの気持ちがこのブログの初期の記事に残っている。

幸いにも学校で仲良くしてくれる友達に恵まれ、所属していたサッカーチームで素敵な友達に出会い、ツライ気持ちもやがてなくなり、カナダ生活を楽しめるようになっていった。

 

【世の中は平等ではないことを実感】とにかくお金がない!貧乏な留学生でいることがツラすぎて涙がでてきた話

 

ということでまとめるとカナダは寒いけど、すごく楽しいので行ってみてください。

こんな自然がたくさんです

vancouver deep cove

 

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