恵比寿駅のローマ字はEBISUなのに、エビスビールはなぜYEBISUと書くのだろうか? ビールのエビスは最初にYがついているが、Yがないほうも発音は同じでどちらもエビス。
ナイフのまえにKがついているのと同じシステムだろうか。
Knifeを「クナイフ」と発音しないなら最初のKは不要ではないだろうか。
おや、待てよ。 日本円もYen じゃないか。Yから始まるが「イエン」ではない。
英語ではイエンに近い発音をするが日本語では「エン」だ。でも表記はYen。
ということはこのパターンを適用すると、いつものアレにも少しのおしゃれさを追加することができそうだ。
例えば としまえん
↓
としまYen
うんうん。
小涌園
↓
こわきYen
箱根駅伝で通るユネッサンがあるところだね。
エンジェル
↓
Yenジェル
・・・とたんに夢がなくなる。
あ、エンジェルってEngel ではなく、Angelだった。 間違えた。でも Let’s Yenjoy
なにかよくないことがおきて、ショックを受けたときの英語
先日落ち込んでいる男子がいたので、話をきいてみると、彼にショックなことが起きたそう。
朝、会社へ行ったときのことだった。 その日は会社の全体ミーティングがある日で、全社員が同じフロアに集まり並べられた椅子に座っていた。
全体ミーティングがあるときは、たいてい会社の組織変更の話だ。
「誰かが退職するのかな」
「どうせ俺には関係ない話だろう」
ぼんやりと社長が話をするのを聞いていた。
社長
「えー皆さん」
「ただいまをもちまして会社を終了します」
「日本のオフィスは閉鎖と決まりました」
え?
ええー?
静まりかえる社内
つまり従業員は全員クビ!ということ。
心の中でどうするっぺー
困ったっぺー
とみんな思っていたことだろう。
外資系の会社はこんな感じであっさりと終了するのです。
似たような話を今までたくさん聞いていた。日本では法律でなかなかこんな思い切ったことはしないがアメリカ式は大胆。
ということでそれからまもなくして僕は無職になった。
今年僕におきた本当の話。
受験に失敗した
恋人が去っていった
財布落とした
大切なものをなくした
自転車が盗まれた
などなにかを失敗したり、なくしたりすると人はある程度のショック状態になる。 そしてこのショックから立ち直るまでの流れは心理学的にキューブラー博士やアルフォンス・デーケン先生により確立されている。
よくないことがおきた人の心が回復するまでの流れは Grief process 呼ばれている。
Grief → 深い悲しみ
理解しやすく例えると僕の場合のショックは失業となるのだが、もともと辞める予定だったので、全然ショックがない。
なので、日常生活でみんなにおきそうなことを例にしてジャムを塗ったトーストを床に落としたってことにしてみる。
ステップ1
Denial 否認
焼き立てのパンが地面に落ちてしまったことは嘘ではないのかと疑う段階
「ま、まさかピーナッツバターを塗った面が下に落ちるはずがない。なにかの間違いだ」
ステップ2
Anger 怒り
なぜ自分がこんな目にあわなければならないのか?という怒りを周囲に向ける段階
「どうして自分のパンが落ちて、あんたのパンはテーブルの上にあるんだ。不公平だ」
ステップ3
Bargaining 取引
なんとか落ちたパンを落ちてないことにしようと取引を試みる段階
何かにすがろうという心理状態。
「この落ちたパンは自分のじゃないよね。落ちているのはあなたのパンだよね」
ステップ4
Depression 抑うつ
なにもできなくなる段階
落ちたパンを見つめる。ただじっと見つめる。ひたすら見つめる。
ステップ5
Acceptance 受容
最終的にパンが落ちたことを受け入れる段階
そうか、自分のパンはジャムを塗った面を下にして落ちてしまったんだな。仕方ないな。 もう1枚焼こう。
おわかりいただけただろうか?
このようにして人はなにかショックなことがあると、一連のプロセスを経て前の状態に戻っていく。 もちろんかかる時間は人により違うのでパンを落として1分で対応できる人もいればしばらく引きずる人もいる。
とはいっても1ヶ月も引きずる人はいないと思うが。
ん?
この例だとぜんぜんわかりやすくなってない!
今日の英語
We grieved when we heard the news そのニュースを聞いてとても悲しんだ
Peanut Butter ピーナッツバター
How to Make Buttered Toast バターを塗ったトーストの作り方
How to make buttered toast という トーストにバターを塗っておいしく食べる方法を解説している記事がある http://www.wikihow.com/Make-Buttered-Toast
読んでみるとわかるが「パンにバター塗って食べる」という手順を細かく説明している。
でもそもそもそんなことを説明する必要はあるのか?
ホームステイ先の子供が食パンにジャムとピーナッツバターを塗って食べていた。 ジャムかピーナッツバターのどっちかにしたほうがいいと思うのだが、一度にどっちも食べたい欲張りなのだろうか。
子供ってしょうがないねえ。
なんて微笑んでいたら、ホストマザーも同じように食べていた。