海外旅行の楽しみのひとつは買い物だと思います。
その国の特徴のあるものを見つけたときはワクワクするが、店員さんの買え買え攻撃がすごすぎて逃げ出したくなることも多い。
とくに押しが強かったのが、ソウルの東大門市場にあるファッションビルの中の洋服売り場にいるメンズたち。
「Tシャツいいのあるよー」
「安いよー」
「よく出来たルイヴィトンあるよー」
!?
よくできたルイヴィトン?
たくみに日本語をあやつり、僕をだまそうとしているんじゃないかと、ソワソワしながらチラ見でスルーします。
でも気づいたらコンバースじゃなくてConvince とでっかく書いてある真っ赤なTシャツをお買い上げしていた。
Convince = 納得する、説得する
靴のコンバースの正しいスペルは converse です。
おしいっ!
買い物で使えるフレーズ
買い物していて
「これください」
とっさに英語で言えるでしょうか?意外と出てこないでしょうか。
「これ は This でしょ」「くださいはなんだろ please かなあ」
This pleaseかな
店員とお客という状況なのでこれで通じないこともないが、違和感はある。
こんな風に日本語から英語に訳そうとすると、ピッタリくるワードがなかなかでてきません。
英語と日本語はそもそも主語と述語の順番からして違う言語なので、翻訳するより違う言い方に変えたほうがいい。
例えば
「これください」は言いかえると「これ買います」になります。
英語は主語を省略しない言語なので主語の私をつけます。
「私 これ 買います」
これなら英語に訳せそうな雰囲気でてきませんか。
私 これ 買います
I this buy
正しくは第3文型のSVOの順にすると
Subject(主語) Verb(動詞) Object(目的語)
I buy this となります。
これで店員さんもバッチリ理解してくれますから、買い物をするという目的は達成されます。
ただ、ネイティブならどう言うか?
ここをもっとも重要視してますので、あなたにも身につけて欲しいのです。
ネイティブなら「これください」は
I will take this
といいます。
なぜtakeなのかはそう言うからくらいで覚えておいてもよいです。英語初級の時は細かいルールよりも、ある程度の表現力の量を身につけることが先です。
日本語を習いたての外国人に
これいただきます
これもらいます
これかいます
これください
の微妙な違いを説明して、その場面によって使い分けれるようにするのは難しいのと同じように、まずはtake を使うって覚えておいたら十分です。
買い物に使える英語10フレーズ
お店に入ると店員さんが積極的に声をかけてくることがあります。
話しかけられても完全に無視!もしくはなにも言わずに、目で挨拶!
という技を習得している人は別にして、せっかくなので会話を楽しみましょう。
声をかけてくる店員さんはだいたいこの二つを言ってくることが多い。
Hi there
can I help you?
「いらっしゃいませ」みたいな決まり文句。
あなたは以下を覚えておいたらバッチリです。
見てるだけです。
Just looking
○○を探してます
I’m looking for ○○
あれを見せてもらえますか?
Can I see that ?
試着していいですか?
Can I try this on ?
小さいサイズはありますか?
Do you have this in a smaller size?
これください
I’ll take this
いくらですか?
How much ?
全部でいくらになりますか?
How much is it altogether ?
ちょっと考えます(購入しないとき)
Let me think about it
とにかくありがとう(購入しないけど対応してくれてありがとう)
Thank you anyway
おまけ
レジで会計しようとすると、こう言われることがあります。
Your total comes to $10
合計で10ドルです
Comes to という表現がおしゃれです。
そして、その意味を知っているあなたもおしゃれです。
これでいい気分で買い物を楽しんでいたらいつの間にか買いすぎちゃったりしないようにしてください。
※Shopaholic → 買い物中毒に注意