メールマガジンの読者から年末にいただいていた質問にまだ回答していなかったので年始のお休みにまとめて回答中です。
みんなにも共有できるようにここでもアップします。
カナダでは一年で一番お店の売上が多い日と言われるボクシングデー。毎年12月26日になります。
列に並ぶのが嫌いと評判?のカナダ人が朝から張り切って並びます。日本のゲームの発売日に夜中から並ぶのと同じ感じでしょうか。
人気のお店はものすごい人で列になり入場制限されます。洋服ショップと家電ショップがとくに混みます。
数年前にiPod買おうと列に並んでいたときに、家と車の鍵を全部なくして大騒ぎしたので毎年この季節になると思い出します。 (後で鍵は見つかった)
って悲しい思い出の話じゃなくて
面白いのは普段はガラガラで空いているお店ですらちょっと見てみるかという気にさせてしまうボクシングデーの雰囲気。
ついでに見て ついで買い で後から考えると これそんなに要らないんでは?ってのも買っちゃうことあります。
この国を揚げての一大セールの日をなぜボクシングデーと呼ぶのか?
Boxing Day
と聞くと殴りあうボクシングを想像しちゃうんですが、実はBoxという動詞にingで
箱をあける
という意味になります。
もちろんそのまま箱を開けるのではなくギフトが入った箱をあける日
wikipedia では以下のように説明されています。
クリスマスの翌日で、元々は、教会が貧しい人たちのために寄付を募ったクリスマスプレゼントの箱(box)を開ける日であったことから"Boxing Day"と呼ばれる。スポーツのボクシングと直接の関係はない。
英語のWikipediaでも同じようにいくつか説がありますが、感謝の意味でギフトをプレゼントしたという点は同じです。
それなのにいつの間にかセールの日になってしまったんですね。
買い物する側の僕たちにとってはうれしい日です。
ボクシングデーの由来はなんであれ、
買い物ができるのは誰かがその商品を作り、
それを運んでいる人がいて
店員さんがいる
そんなうまくできた世の中の仕組みに感謝してみます
ではまたー