楽天の社内英語化の取り組みについて、ワシントンポストで記事になっていたので紹介。
簡単に言うと、
・社内の公用語を英語にすると発表した
・2年以内に社内が英語化する
・テストスコアがある一定まで達しない者は昇進のチャンスがなくなる
社員みんなあわてる (((゜д゜;)))
↓
社内外から無理だろうの声
(いろんな言い訳が聞こえてくる 効率が下がる、会議が長引く、間違えが起きるかもしれない などなど)
↓
試行錯誤の末2年後の今年の7月、社内公用語完了
(どのレベルで完了という判断なのか微妙だが)
僕がなるほどと思ったのは「たかが英語でなにを慌てているのだ」という三木谷社長のコメント。
英語となると急激にアレルギー反応を示してしまう人が多い中、会社がそれを率先して改善する環境を与えてくれるのだから、それに乗っからない理由はないだろう。
完璧な英語でなくていい、ブロークンでもいいから相手に伝わることがまず重要なんだ
という意識を変えるいいチャンスでもあると思う。
いつかこうなったらいいなあと思っているうちはなにも変わらないのだから、
これは背中を押してくれるいい機会だったろう。
記事の一部を抜粋
“Many say, ‘We want to do it, too, but it would be detrimental to the company’s organization and management’ ” because English-averse senior management would bristle, Hodo said.
Because of its English-only policy, executives say, Rakuten now attracts talent from around the world; one in three hires is non-Japanese. Mikitani says employees in the Tokyo headquarters now communicate better with overseas subsidiaries. Tech developers benefit, too, because they can attend global conferences and perform Web research in English.
上で使われている英語を1つ解説
Bristle
毛を逆立てる = 反発する、イラつく などの意味になる
昨日まで一緒に働いていた同僚が、朝出社するなり人事に呼び出されてそのまま戻ってこなかった
ってことが何回かあった。
即日解雇 というやつだ。
外資系は避けては通れないこのやり方
リアルに身近にあるもの。
人に雇用されている限りありえない話ではないのだから、英語化がどうだなんて言っていられないこの環境。
やらない理由よりも、どうすればいいのかを考え直すいいきっかけになる。