Fidget spinner というモノが人気で、ニューヨークの街中の露店で売られている。
台の上に雑に並べられていたこれを買ってみた。だいたいどれも5ドルから10ドルほど。ベアリングが入っているのでスムーズに長く回り続ける。
露店で値段が書いておらず、口頭で20ドルとか言われたらぼったくりなので、やめておきましょう。通常は10ドル以内で買えます。
Fidget → そわそわする、せかせかする、いじくる
Spinner → 回るモノ
会社の人が
「これはADHD のために作られたものだよ」
とおしえてくれた。
ADHD は注意欠如・多動性障害のこと Wikipediaより
でも実際にスピナーがADHDにどんな効果があるのかはわからない模様。
スピナーはペン回しや貧乏ゆすりの代わりと言ってた人がいて、その例えが一番しっくりきた。ジワジワと売れているようで、日本にも遅れて入ってくるかもしれません。
回してぼんやりとながめてたら15分も経っていたので、何も考えない時間をあえて作るという意味でこのスピナーはいいのかもしれない。
でもなんか目が回ってきたので、買って1日で飽きました。
スマホのひったくり
ニューヨークの地下鉄乗ったらにこんな注意書きがあった。
Don't be a target of opportunity!
Safeguard your stuff.
「(盗まれる)対象にならないようにしましょう。自分のモノは守りましょう」
「特にドア付近に座っている、立っている場合は、デバイスを盗まれないように気を付けましょう」
Opportunity → 機会
Stuff → 物
こんな注意をしているということは実際に盗まれる事件が発生しているわけですね。
電車でドアが閉まる瞬間に強引に携帯を奪って降りる。大胆な犯行だ。日本にいるとそんなこと考えたことないが、その感覚でアメリカでいると危ない。
日本の男子は長財布をおしりのポケットに半分飛び出た状態で歩いていることがある。あれをみた外国人が「信じられない」「盗んでくださいとアピールしているようなものだ」と言っていた。めちゃ足の早い人がサッと取って走っていったらもう手遅れです。
カフェなどで先に席を確保するために、荷物を置いてドリンクを買いに行くことありますね。これも海外では荷物を盗まれる可能性がある。
バンクーバーにあるオープンカフェでコーヒーを飲んでいたとき、4つくらい隣の席の日本人男性がバッグをテーブルの上に置いて、ドリンクを買いに店内へ入っていった。
すると、僕の目の前を白人の男子(たぶん高校生)が、スーッと通り過ぎ、歩きながら堂々とテーブルの上にあるバッグをスッと掴み走り去った。
ほんの一瞬の出来事のため、気づいた人はほとんどいなかった。
僕は
え?
あれ?
ポカーンとしている間に男がいなくなったので、声をかけることもできなかった。すぐ角を曲がった男がどこへ行ったか見に行ったがもう姿はなかった。
席に戻ってきた日本人男子は
あれ?
バッグがない
とキョロキョロしていた。
店内からその様子をたまたまみていた店員さんが、バッグが盗まれたことを伝えると、日本人男子はしばらく呆然とし、それから男が走って行ったほうへ歩いていった。
その後どうなったのだろうか。財布だけは手に持っていたけど、大丈夫だっただろうか。
警察に被害届けを出しても、リポート番号をくれるだけでなにもしてくれない。盗難は日常的に発生しているため、対応がよくない。
僕の車の窓ガラスを割られて、ゴルフバッグを盗まれたときも、警察署で事務的に淡々と対応されて、事件なんてなにもなかったかのようだった。そんなものです。
盗難の場合、海外保険でカバーされるので、持ち物はレシートやシリアル番号の写真を撮っておくと申請するときに便利です。
ロンドンオフィスからニューヨークに転勤してきたリックさんは、ロンドンで歩いているとき、携帯をひったくられた。
堂々とひったくるのは泥棒というよりも、もうジャイアンですね。
おまえそれよこせ
さもないとぶん殴るぞ
みたいな・・・
リックさんは「ニューヨークはなんて安全なんだ」と言うが、日本人からすればニューヨークも安心はできない。日本にいても危険はあるけど、海外では特に気をつけないとね。
Stuff と Staffの違い
Stuffは「モノ」で、Staffは「人」です。
スペルも発音も似ているので、自分が使う場合&人から言われた場合、どっちのことを意味しているのか曖昧になってしまうことがありました。
発音記号を見ると違いが分かります。
Stuff → stʌf
Staff → stæf
Staffのほうは母音が長く、ステァーフになる。Staffの発音を覚えておいたら、もう一方は発音が簡単なので、音読して違いを区別しましょう。
ステァーフ Staff
スタッフ Stuff
ではまたー