みなさんご存知のように・・・いやご存知の方まったくいないんですが、僕が大学時代に所属していたバンクーバーサッカーリーグのコーチから連絡があり久しぶりに古巣のサッカーチームで試合をしました。
僕が引退?行かなくなってから結構な年数が経過したがチームはまだある。
バンクーバーにいくつかある社会人リーグで何回か優勝したこともあるチームでガチのときはなかなか強かった。毎シーズン優勝・準優勝していた。
酔っ払うと
「おれ昔ワルだったんだ」
と言い出すおじさんいますね。
過去の栄光をいつまでも引きずるあの感じと同じように、僕も過去の栄光を思い出しながら遠い目をしてます。←こじらしています。
ひさびさに試合に参加したこのチームも選手の高齢化が進んでいた。コーチもすごい年齢になったがまだ元気にプレーしている。ラモス瑠偉と同じくらいの年齢だ。
そして僕の身体も高齢化が進んでいた。
ぜんぜん走れない。
おかしいぞ。
子どもの運動会で張り切って徒競走で走り、コーナーで思いっきり転ぶお父さんのようです。
それでもなんだかんだ気合で2ゴールを決めました。3-5で負けたけど、個人的にはやってやった感で終始ドヤ顏でした・・・
ハーフタイムに食べたスイカが後半の途中で出そうになり自分で自分にレッドカードだすところでした。
サッカーの試合が終わりウキウキで帰ろうと車(レンタカー)の近くに行くと後輪のタイヤがペッタンコになっている。
あんれー
これは困った。
タイヤをよくみると釘かネジらしきものが刺さっている!!
誰だー! ネジを地面に置いておいたのは!
忍者のまきびしか!
ブツブツ独り言が止まりません。
しかーしカナダ人たるもの自分でタイヤ交換なんてお手の物です。今まで何回も経験してきた。
さくっとスペアタイヤに交換だ!
と余裕をかまして、トランクの下にあるラゲッジスペースをあけてみたらタイヤがはいってない!
「・・・」
タイヤが入っているはずのところはぽっかりあいてからっぽ
悩んでいても仕方ないのでレンタカー店に電話をしてみた。
「Hi I got a flat tire. man」 タイヤがパンクしました
※ タイヤのパンクにはflat で表現します。
センテンスの最後に man を付けるのはちょっと気取っているからです。
すると電話口の店員さんに
「please call roadside assistance」 ロードサイドアシスタンスに連絡してください
※ロードサイドアシスタンスは日本のJAFみたいなものです。たくさんの会社がそれぞれサービスを提供しています。
と言われました。車を牽引してもらい、「タイヤショップに行って交換してもらう」か、「ディーラーまで持っていって対応してもらいなさい」という完全に人任せ状態です。レンタカーショップ側ではなにもする気がないのです。タイヤショップで対応してもらうと自分がその作業代金を払うということです。
さすがカナダそうきたか。
しかし次の予定もあり急いでいたので、僕はロードサイドアシスタンスに電話をせず、けん引のトラックも呼ばずにパンクしたまま行ってやれー
とダメ元で後部にあったポンプで空気を入れてみました。するとなんとか空気が入った。
これは行けそうだ。
と思いきや空気を入れてるそばから「シューー」って空気が漏れてる音が聞こえる。そりゃそうだ。パンクしているのだから。
でも聞こえないことにして、空気をたくさん入れて急いで車に乗り込み発進した。
ソロリソロリと走り20分くらいでまたタイヤに空気を入れることを2回繰り返し、一番近くのレンタカーショップへたどり着いた。
到着して、タイヤを見ると半分くらいはまだ空気が入ったままだった。パンクしても意外と空気は抜けないものです。
困ったときはお試しください。ただしポンプがないとお手上げだが。
そしてレンタカーショップで車を無料でジープに変えてもらいました。
ジープには初めて乗りましたがなかなか快適です。窓を全開でハイウェイをドライブ。気持ちいいー
と思ったらスピード違反で捕まりました。
「・・・」
ネタのような話ですが本当です。
カナダもいろいろあります。みなさんもネジを踏まないように気をつけましょう。
タイヤがパンクな英語
タイヤがパンクしました → I got a flat tire
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