僕の先輩は外資系の金融保険会社に転職して1年目の営業マン
30歳 独身
先輩の上司はアメリカ人。でも先輩、英語はまったく話せない
「男ならどっしり構えて、英語は直訳で十分!! 心配すんな!!!」
「困ったときはネット調べればええんやーー!」
という男気あふれる直訳先輩だ。
今日の俺の直訳英語01
直訳先輩の心の声
「今月の売り上げ目標は150万円。それなのにまだ60万円しか達成できていない」
「あと、一週間で残りの90万円…」
「えーい、悩んでいても仕方ない。行動しないと何もおきないし、結果も出ないぞっ」
「最近テレビで見かけるあの塾の先生も言ってたしな」
「ナウでしょ」って
「よし飛び込み営業行くかっ!」
オフィスを出ようとしたときに電話がなる
「なんやなんや、今から出かけるっつーのに、誰やねん」
電話をかけてきたのは、お水のしつこいセールスマン。
「今週はこれでもう4回目だ。何回も断っているのにしつこいやつだな」
「仕事にならない、ズバッっと断ってやる」
「Hey you! Make it mild」
今日の直訳英語はこれ
いい加減にしてくれ
直訳すると → Hey you! Make it mild
これを日本語に戻すと
「おい、おまえマイルドにしてくれ」
「マイルドって! カレーの辛さでしょうか」
直訳じゃない正しい英語はこちら
Give me a break! 休みをくれ → いい加減にして となります。
me をhim に変えて「Give him a break」 で「いいかげんにしてやれよ」
という使い方もできる。
Hey you! Make it mild
「おい、おまえマイルドにしてくれ」
今日の先輩の直訳、さすがでしたね。
これだけ自信満々に直訳されたら、清々しささえ感じさせます。
なお、
この直訳英語は大胆にフィクションです。