米国でBaby formulaが品不足というニュースです。
Baby formula → 赤ちゃん用の粉ミルク
US infant formula shortage
(米国での乳児用粉ミルクの不足)
Severe Baby Formula Shortages are Causing Stores to Impose Supply Limits
(深刻な乳児用粉ミルクの不足により、店舗が供給制限を行う事態に)
粉ミルクはInfant formulaと表記される商品もあります↓
ニュースになっているBaby formula shortage のShortageは「~不足、欠乏」の意味です。
人材不足 → Staff shortages
プロテイン不足 → Protein shortage
なぜ粉ミルク不足なのか?
America is running out of baby formula because 3 companies control the market and babies aren’t that profitable
(米国は粉ミルク不足に直面している。赤ちゃん関連ビジネスはそれほど儲からないため(新規参入がなく)大手3社が市場を支配している)
フォーチューンの記事を要約すると
- 現在、米国では平時の4割ほどの粉ミルクが在庫切れとなっている
- 2月に大手のAbbott社が粉ミルクを、店頭から撤去したことからこの不足が始まった
- 粉ミルクを飲んだ乳児二人がバクテリア感染により死亡。他の乳児も入院したことを受けてのリコール(回収)。出荷停止。現在も原因を究明中
- 粉ミルク市場は大手4社が9割以上のシェアを独占している
- Covidによる供給量不足と、今回のリコールが重なり粉ミルク不足が加速
- 政府は粉ミルクの生産再開、他国からの輸入を急いでいる
- しかし粉ミルク不足が解消されるのはまだ数か月以上先とみられている
どのお店に行っても粉ミルクの棚はからっぽ。我が家も粉ミルクを使っていたので、粉ミルクが買えないと困った状況になることは容易に想像できる。
日本の粉ミルクは品質が高いので、アジアで人気になっていると聞いた。
北米に輸出もできるならぜひそうしてもらいたい。円安だからさらに多く売れるはずだ。
3か月以内にゼロから1億円規模のビジネスを立ち上げる挑戦
Undercover Billionaireというディスカバリーチャンネルのリアリティーショーをみた。正確には途中までみているところだ。
Undercover Billionaire → 覆面、身分を隠した億万長者
1 billionは10億なのでドルを円に換算すると
10億ドル は 1000億円になります。
ビリオネアは1000億円以上の保有している人のことです。
こちらのデータによると、2020年時点で米国居住のビリオネアは788人。
日本は24人。
保有資産が株式の場合、株価によって資産が大きく上下する。ソフトバンクの孫さんのように1兆円保有してるけどドカンと減ったり増えたりすることもある。
このくらいの富裕層になると企業の創業者が多く、ユニクロ、楽天、サイバーエージェント、メルカリ、グリー、ZOZOなど株式保有によるものです。
知人のさっちゃんが働いているSHIFTも上場して創業者の資産価値は1252億円とのこと。
ワークマン、ニトリのトップの保有資産は500億円から600億円。
自分で起業して上場させて、さらに成長するとこのようなとんでもない額の資産を手に入れることができる。
会社員の生涯年収(中央値)が1億3680万円ほどなのでその差はとんでもない。
(ソース→国税庁の民間給与実態統計調査結果)
大卒のサラリーマンの中央値は2億1280万円程だそう。
自力で稼いでも1億円から2億円が天井です。
しかもお給料は生活費として使われるので、資産として残るのは数百万円くらいじゃないでしょうか。
生涯年収が数億でも十分な金額に思えるが、そのくらいでは満足しない男が今回のリアリティーの主人公、グレン・スターンズさんです。
番組のあらすじ
グレン・スターンズは、90日以内に100万ドル規模のビジネスをゼロから立ち上げなければならない。手持ちは100ドル。まったく知らない街に行き知り合いもいない。億万長者のグレンはビジネスを立ち上げ、アメリカンドリームがまだ可能なことを証明しようと決心する。
90日というタイムリミットが短すぎて不可能では?
最終的に100万ドルを達成しなければ自腹で100万ドルを払うということです。誰に払うのかは不明。
現在YouTubeで見れるのは日本語吹き替え版のみ。英語版のオリジナルは2019年のもの。
この番組をみてグレンさんは決断と行動が早いことに驚く。
捨ててあるものを売れるようにしたり、中古車を売りさばいたり、安く買って少しでも高く売るを繰り返す。
ごちゃごちゃ考えず、すぐに行動する、そのスピード感はグレンさんが本来億万長者で成功者であるルーツなのだろう。家に帰ったらクルーズにプライベートジェットもあるのに、番組では車の中で凍えそうになりながら寝泊りしたり、カップラーメンを食べている。
現在、Youtubeには4話まである。いっき見です。
番組内でグレンさんは何回も「we are the underdog」と言っている。
Underdogとはどんな意味だろうか?
語源はドッグファイトで負けた犬のことで、そこから派生して「負け犬、勝ち目が薄い、弱者」という意味です。
僕が字幕を付けるならこのコンテキストなら「挑戦者」とするでしょう。
グレンさんは起業家なので、常にビジネスアイデアを考えており、後発で資金もコネもなく「勝ち目が薄い」ビジネスでもちょっと目線を変えることで成功する隙間を狙っている。
4話以降の続きをどこかでみれないか探してみたが、公式サイトではIP制限で日本からはみれないようになっていた。Google Playなら1話1.99ドルでみれる。(日本語字幕、吹替はない)VPNでみてみようか考えている。
「we are the underdog」
勝ち目は低いがやってやろうじゃないか
という気合が伝わってくるフレーズです。
グレンさんのように成功者がまたゼロから挑戦する姿をみて、自分もなんかやってやるぞ!
とものすごくやる気になったが、その「何か」がみつかる気配がない・・・中学生のときに「俺いつかビッグになる」「みとけよ、つかむぜビッグドリーム」と痛いことを言っていたのを思い出しテンションが急降下している