イヤイヤ期 → Terrible twos
直訳すると「ひどい2」
twosは「2歳児」を指します。複数形です。
イヤイヤ期はだいたい1歳ごろから始まり、2歳ごろにピークを迎えると言われています。ただ、長い子では3歳ごろまで続くこともありますし、「イヤイヤ期はなかった」と感じる親御さんも2~3割くらいいるという意見もあるように、個人差があるようです。
https://www.nissay.co.jp/kaisha/kenkosupport/column/188/
horrible threes 恐怖の3歳児
ferocious fours 凶暴な4歳児
fantastic fives 素晴らしい5歳児
などの表現もあります。
5歳になると少しは親の意図を理解したコミュニケーションが取れるので、親の精神状態も落ち着いてくるのでしょうか。
米国のAmazonで検索するとイヤイヤ期を乗り越えるための子育て本がたくさんあります。本のタイトルもそのまま「Terrible Twos」です。
スーパーやショッピングモールで寝転がってイヤイヤを発動している子どもをたまにみかけます。
それを諦めの表情でみているママに心の中でお疲れさまを送ります。
子供はちょっとした事でかんしゃくを発動する。まだ感情のコントロールはできないので親からすると、理由がまったくわからない。親にもイライラが伝染し、強めに言うと子どもはさらにイヤイヤを強めるという負のスパイラルが発生している。
悪の循環 vicious cycle です。
「かんしゃく」を英語で
子どもはかんしゃくを起こすものです。しかも大人が理解できる理由もなく・・・
ツイッターでこんな投稿をみました。
このツイートをした人の子どもが、この車のおもちゃをみるたびに、「なぜこの車は自分のではないのか?」とかんしゃくを起こし、それを説明するのが大変なので車を家の中にしまっておいてくれませんか?
という内容です。
My kids starts having a tantrum
私の子どもたちがかんしゃくを起こす
Tantrum → かんしゃく
そのリプライがユニークで笑ってしまうのだが、
「ご近所さんへ。あなたの高級車を駐車場からどかしてもらえませんか?あなたの車をみるたび、なぜこの車は自分のではないのか納得ができないのです。かんしゃくはおこしませんが、気分がへこみます。」
というものです。
Kids will literally have tantrums for the most random reasons
こどもたちは文字通りランダムな理由でかんしゃくを起こします
コロケーション辞典で確認すると、Tantrumと一緒に使われる動詞は have と throw です。
He threw a tantrum on the school bus
彼はバスのなかでかんしゃをおこした
大人になると自分の機嫌は自分でコントロールしなくてはなりません。他人に機嫌を直してもうらおうとする人は、自分に主導権がありません。
会社、学校、家でケンカをしていつまでもふてくされている人いますよね。そうゆう人は誰かに「大丈夫?」「ごめんね」「すまなかったね」と言われるのを待っていて、周囲にわかるように不機嫌な表情と態度をし続けます。これでは見た目が大人なだけで、精神は子どもと同じです。自分の機嫌は自分でコントロールしなければならない。
僕は仕事をしたくないイヤイヤ期が何年も続いているが、誰もなだめてくれないのでもう5年くらいすねている。