以前このブログにも書いた、トライアスロンの本番が昨日ありました。
今回は初めての参加だったため怖気ずいて距離が一番短いレースに出場した。スイムの距離はわずか400メールだったにも関わらず、なんとかギリギリで泳ぎ切り、浜に打ち上げられたコンビニのビニール袋のようにヘナヘナで上陸。
プールで泳ぐのとは感覚が異なり、波があるし、スタートからゴールまでの距離感がわからず、距離が短いからと最初から飛ばしたのが失敗。
並走するレスキューの人たちに
「あれ、この人、泳いでるの? 溺れているの?」
と心配されながら、なんとか泳ぎ切った。しかしその時点で体力のほとんどを使いきっていたので、自転車に向かう足取りが重すぎて、
「これ完走できるのか?」
と不安しかない状態
「まあ、お試し参加だからできるところまでやろう」
という「偽りのポジティブシンキング」に切り替えて、自転車に乗ったわけですが
進みだしたら、ペダルが重い。鉄のシューズを履いているのかのよう。
よくみると、ギアが重たいままになってただけだった。そんな基本的なことも確認できないほどぼんやり頭になっていた。
トライアスロンでは
スイム → バイク → ラン
という種目の切り替えポイントがある。その切り替え場所のことを トランジションエリア と呼びます。
トランジション Transition = 変化、移り変わり
ここで次の種目の準備をします。
スイムしたら、そのエリアまで走って行って、ウェットスーツ脱いで、自転車用のシューズ履いて、ヘルメットして、ゼッケンつけて
とかいろいろあるんですが、初心者なのでなんとなく人の見まねでやってたら
バッグに入れてた小銭、鍵、携帯とかジャーンってこぼしちゃって1人でのんびりトランジション状態。
みなさん結構慣れた感じで、ダッシュで来て、ダッシュで去っていくわけですよ。
その中、1人小銭を集める男
トランジションってこんな感じでやります。↓ ウェットスーツがなかなか脱げない。うんうん
そしてこれがプロの場合↓ レベルが高すぎる
なんとかゴールして、終わってみるとマラソンとは違った爽快感がある。ツライのになんでこんなバツゲームみたいなことするんだろう?
でもやってみると、その理由が分かる。
富士登山と同じですね。
つらいけどやってみないと、わからないあの気持ち。
毎月なんでもいいから新しいことを試すという目標を設定しているが、今月は大きな目標が1つ達成できた。
1人ではきっとできなかったこと。誘ってくれた先輩たちに感謝!
あとがき
レース後におしりが火を噴きました。自転車のサドルが原因です。
なのでトライアスロンはもう引退します。
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