Neck and neck ってどんな意味?カナダ人はアメリカ人と間違えられると気分が悪い

 

アメリカ大統領選挙がありましたね。結果はまさかのトランプ勝利!

僕の周辺にはガックリきたアメリカ人がたくさんいました。

「ヒラリーもトランプもどっちも好きじゃない」

「トランプが国の代表なんて恥ずかしい」

という意見もあるが、逆にトランプが良いという人はいない。なのにどうしてトランプが勝利したか?

それは自分がトランプに投票したと周囲に思われたくない人(隠れトランプ派)が多くいたからと推測している(勝手に)

トランプを応援していると公言してしまうと「あなたは差別主義者なのか?」と思われるのでそれなら黙っておこう。
ということだろう。

自分は言いたくないことをトランプが変わりに言ってくれたから賛同する。でも自分が賛同していることは秘密。

投票率の低さもトランプ勝利の一因である。今回の投票率は近年最低の48.62%。オバマさんのときの2008年の投票率は57.1%。

データ元

ヒラリーが敗北して落胆したメッセージがフェイスブック上にたくさん流れていました。
さて、これからどうなることでしょう。

 

Neck and Neckとは?

 

選挙速報を見ていたら画面の下にこんな文字が流れていた

Hillary Clinton and Donald Trump are neck and neck in the key states of Florida, North Carolina and Michigan,

「ヒラリーとトランプは互角!」

ここで使われている Neck and neck 首と首 という表現は「接戦・互角」という意味になります。

 

例文

面接してどちらか二人を選ばなければいけないんだがNeck and Neckで悩んでいる。

I can’t decide between two men. Hiroshi and Takeo are neck and neck.
ヒロシとタケヲは同じくらいの評価で、どちらかに決められない

 

トランプの勝利が確定してからカナダの移民局のウェブサイトがダウンした⇣⇣

 

ジョークかと思ったがアメリカから脱出してカナダに移民しようと考えている人がいるようです。サイトがダウンしたのと大統領選がたまたま同じタイミングだっただけかもしれないが、「アメリカから脱出しようぜ」とSNSに投稿している人はたくさんいます。

カナダ人は海外旅行する際、バッグにカナダのメープルの国旗のバッヂやフラッグをつけていることがある。英語を話し白人ならアメリカ人と思われることがあるのであえてカナダ人であることをアピールしたいとカナディアンの友達が言っていた。

Image from LIFE IN A SACK 

さて、イギリスで働いているアレックスさんがフェイスブック上でこんな宣言をしていた

11月は毎日10キロ走って30日で300キロを目指す!
Run 10km a day for the whole of November. Total distance 300km

これを始めた理由はチャリティだ。それだけだ。
僕が走ることに得に意味はないが、それに賛同してくれた人が少しでも寄付をしてくれたら嬉しい。
集まったお金はwater.org という発展途上国で不足している地域に飲み水を提供する団体に寄付される。
(寄付はgofundme.comというサイトで募集しているので彼には1円も入らない)

純粋になにかの訳に立てたらいい。Good causeのための活動だ。

Good cause → 社会的に意義のあること。特に慈善活動を指す

アメリカには寄付の文化が根付いているので、こうやって誰かがチャリティ運動を始めると迷わずに寄付をする人が多い。

僕もたまに寄付をすることがあるが、どちらかというと人に頼まれて寄付をするが自分から率先して寄付をしたり、ましてや自分が寄付を募る側になったことはない。

お金がもったいないというよりも、寄付したお金がどこに使われるのか懐疑的だったからだ。

お金に余裕があっても、寄付はしないかもしれない。怪しんだり偽善的な気持ちになってしまうから。
それなら僕も毎日10キロ走って寄付を募る側になろうか?と思ったが2秒で
いやいやムリムリ!

とアレックスさんのこのFundraiser(募金活動)に寄付をした。わずか20ドルだけだがこのお金で飲み水に困っている人に届くことを想像した。

アレックスさんのメールの最後にこんな一文があった。

Remember….not all heroes wear capes.
ヒーローはみなマントを身に着けているわけじゃない

深読みすると「誰でも小さいことで人の訳に立つことができる」になるでしょう。

すごくいい表現なので何回もうんうんと納得してしまった。僕もこんなことを言える大人になりたい。

 

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