英語学習者がよく間違える「怖い」という意味じゃないafraidの使い方

 

今日の英語の質問

I’m afraid not というフレーズを使っている人がいました。いまいち自分がどうやって使えばいいのか分かりません。教えてください。

という質問をメルマガの読者さんからいただいたのでたまにはブログ上で解説してみることにします。

 

まず、afraid という単語そのものは 「恐れている」「勇気がない」 という意味です。

Oxford dictionariesの定義によると。

Feeling fear or anxiety; frightened

と説明しています。

しかし、I’m afraid という表現になると 「怖い」「苦手」「勇気がない」 という意味ではなくなります。

「残念ながら」「申し訳ないのですが」 という意味になります。

 

「~が怖い」という場合は「I am afraid of ~」 となります。


I’m afraid of ghosts → お化けが怖い

I’m afraid of snakes → ヘビが怖い

I’m afraid of heights → 高いところが怖い

では of がないこの場合↓はどうでしょう。

 

I’m afraid I can’t go

私は怖いから行かない?

という意味ではなく (申し訳ないですが/残念ですが/せっかくだけど)私は行けない となります。なにかを断るときにすみませんの気持ちを含めて使うとても丁寧な表現です。

もう少し例を見てみましょう。

I’m afraid you have to wait
すみませんがお待ちいただくことになります

I’m afraid we have no more KARAAGE today
申し訳ありません、今日はもうから揚げはないんです

そして本題です。

I’m afraidにnotがついた

I’m afraid not

は「残念ながらそうではないです」というafraid 以降の文を否定する意味のときに使います。

例1

「ええー?もうから揚げ売り切れなの?」

「I’m afraid not」 すみませんがその通りです

例2

Is he coming today? 彼は来るの?

I’m afraid not 残念ながら来ないです

例3

I’m afraid I don’t know 残念ながら知らないんです

 

not がafraidの前にある場合は
I’m not afraid 「私は怖くない」という意味になるので区別しておきましょう。

 

You are not afraid of using “afraid not”
これでもう”afraid not” を使うのは怖くないですね。

ではまたー

 

 

 

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