一杯飲んでいかない?を英語で。アメリカの飲み会に参加してみたが、なにも食べずにただ飲むだけだった。

 

 

会社の隣に座っているブラッドさんはルイジアナ州出身なので、他のアメリカ人と英語のアクセントが若干違う。

なにが違うのか具体的に説明するのは難しいが、イントネーションと鼻から抜ける発音が多い。

ブラッドさんの挨拶は決まって必ず

ツァーップ?

である。

ツァーップ?

アメリカに住んでいるなら分かるだろうが

これは

What’s up?
のことである。

ワッツアップ
を早く省エネで言うと

ツァーップ?

になる。

日本でもコンビニの店員さんが独自の挨拶を生み出して

「いらっしゃいませ」 が 「エアロスミス」 に聞こえ

「ありがとうございました」 が 「あんがざしたー」

に変化しているのと似ている。

さらに、ブラッドさんは Manを最後によくつけるので、

ツァーップ? メーン

というのが毎朝の挨拶だ。

実際になにかあったのかを聞いているのではなく。

「オッス」のような挨拶として使われる。

What’s up? と言われて

 

えーと、今朝ベーグルを半分に切ったら、真ん中を切ったつもりが、上と下が途中から7:3くらいにアンバランスになってしまい、厚いほうがトースターにうまくはいらなくって困ったよ。

 

なんてことを説明する必要はない。

そんなブラッドさん

「今日は会社の同僚達が近くの飲み屋に大集合するから17時に集合ね!」

ってこちらの返答をする間もなく強引に参加することになってしまった。

はいはい、行きますよ。
お誘いされたら行きますけど、こちらにも都合ってものが…とくに予定はなかった。はい。積極的に行きます。

会社の近くにある飲み屋はContinentalという名前で、外から見るとなんかいまいちパッとしない古ぼけたお店。

continental

だが意外に店内はきれいでかなり広い。無駄になんでも広いのがアメリカ式だろうか。(店内の写真撮り忘れた!)

しかし平日なのに17時からとは早すぎないか?

って思ったらその時間からハッピーアワーなので、みんなそわそわしちゃうからとのこと。

「席とっておくから先に行ってるね」 と同じチームの三人組は16時過ぎに出て行った。

こりゃもうはじめから午後は仕事する気なかったんだな。

※コンチネンタルは大陸という意味。

※ハッピーアワーは一般的に夕方の早い時間にドリンクを格安で提供して、お客を早く呼び込むマーケティングの手法でもある。
日本でも18時から19時まではドリンクが半額。なんていうお店を見かけることができる。

どこのバーもだが入口で年齢を確認するためにIDを見せろと言われる。

うっかりIDを忘れると中にすら入れなくて、ションボリするので忘れずに。

どんなに困った顔やカワイイ顔しても入れてくれない。

No exception 例外はなし

僕はカナダの運転免許証を持ってるのでいいが、通常パスポートになっちゃうのがちょいと面倒なところ。

アメリカはたいていのことはザックリしているのに、この年齢確認だけはどこのレストラン、バーにいっても必ずチェックされる。

日本とは逆である。日本は仕事はキッチリするが、飲み屋で年齢確認をされたことはない。アメリカは仕事はそこそこだが、なぜか年齢確認に対しては敏感である。

だから、偽造IDというものが出回るわけです。

ということで、ぜんぜん仕事が片付いてないのに17時きっかりにバーに行きました。やれやれ。

先に行った三人組が席をちゃんと確保しといてくれてたが、すでにガブガブ飲んでおり
となりの席にいた知らないオヤジグループと陽気にビリヤードをやってた。

空腹で飲むからお酒が効くのであろう。

なぜなにもフードを食べないのかきいてみると、たいていはさくっと二杯くらい飲んで、ご飯は家か外で食べるのが、お金も安くていいんだよ。とのこと。

ということで今回は20人ほど集まったのに食べ物はなにもなく、ただ飲むという不思議な飲み会だった。

しかも飲み会なのに90分くらいでみんなバラバラと帰りはじめた。
とても自由だ。

ballsout

こんなゲームをしてみたが、いまいち面白さがわからなかった。

個人の好きなタイミングで来て帰るのかと再度アメリカの暮らしはフリーダムだなあと確認した。

 

 

追伸

この後タクシーに乗ってラーメンを食べにいった。
ワシントンではトップスリーに入る人気のラーメン屋だ。

少し待つよとあらかじめ言われていたが、お店に行ってみると、なんと一時間半待ちとのこと。

普通はここで諦めて帰るところが、じゃあそこのバーで待っておくね一派に巻き込まれた。結局2時間も待ち、日本の倍の金額もするラーメンを食べて、胃もたれを翌日までひきづりました。

お店はこちら Toki underground (英語)

トキ?って名前が日本感を醸しだしている気がするが、店員さんは全員ローカルで、こんな感じのイケメンがクールに
シャシャっと湯切りをしていた。

toki

 

スープの味もちゃんとしていておいしい。

だが、夜中に2時間も待って食べると翌朝モヤモヤするので、オススメしない。

 

仕事の帰りにお誘いする英語

 

いっぱい飲んでく?

Let’s go for a drink

 

ではまたー

 

 

 

タイトルとURLをコピーしました