(ワシントンDCの地下鉄はこんな感じでかなり暗いので、慣れるまでは昼間でもなんか怖い)
地下鉄のホームで電車を待っていると男子高校生が登りエスカレーターをすごい勢いで駆け下りてきた。
「元気やなーキミ」
「でもエスカレーターを逆走するのは危ないよ」
電車がもうすぐ到着するので急いでいたんだろう。
ふとエスカレーターの上の方を見ると、その高校生の母親らしきおばちゃんも駆け下りてきた!
いや、むしろ早歩きで頑張ってなんとか降りようとしているが、登りのエスカレーターの動きとおばちゃんの降りる速度がほぼ同じため、一向に降りてくる気配がない。
まるでランニングマシンのようだ。
「Oh Dear」 あらまー
フウフウしている。
すると電車がホームに入ってくるアナウンスが流れた。
すぐさま息子がママを急かす
「Hurry up Mom!」 ママ急いで!
でもこのマザーはなかなか降りて来れない。
いやいや、マザーに急げって言ったって無理だよ。と思ったらそのぽっちゃりマザーは近くにいる僕に
「ヘルプミー ヘルプミー」
と叫びながらスピードを上げて駆け下りてきた。
この状況で助けを求められても、どうすることもできないよマザー。
でも結局、このマザーはギリギリ降りてくることができて、無事に電車に乗ることができた。
すごいなマザー
でも、助けは息子に言おう。
ゼーハーしていたが、マザーのグッジョブと健闘をたたえて、渾身の作り笑顔を送りました。
大人はちゃんと下りのエスカレーターを使いましょう。
なんでもビッグサイズなのがアメリカ
もうみんな知っているが、アメリカは肥満大国である。それは基本的に食べすぎるからである。
単純な理由だ。
以前貧困層が太ると説明したが、基本的に富裕層はちゃんとエクササイズして、健康に気を使い身体を鍛えるが、貧困層はそんな余裕がなく、食べるものも安くてお腹にたまりそうなものが中心になる。栄養よりもカロリーが多い食事になるので結果太ってしまう。
しかしあらためて見渡してみると、ちゃんと働いていても太っている人も多い。
今日会社のメンバーでランチをした。僕がオーダーしたのはレッドカレーで、同僚はパッタイ(タイの焼きそば)をオーダーした。
そして出てきたのがこれ↓ (プライバシー保護のため写真がたまたまピンボケになっております)
写真だとわからないかもしれないが、日本人がふつうに1人前と想像する倍の量である。
さすがアメリカンポーション。
American portion ポーション = 「一人前の量」という意味。
このサイトでも比較しているように、今のアメリカのポーションはとにかく多い。20年前に比べて倍になっているとのこと。
日本人は半分の量で十分である。そして料理にポテトフライがついてくることが多い。こんなに頻繁にフライを食べたら心臓発作になるんじゃないかと、ハラハラしながらすごい勢いで完食しておきました。
それから、これは食べたらあぶない!ってみんなが思いそうな一品に挑戦してみました。
写真の骨みたいなのはBone Marrow ボーンマローという牛の背骨で骨の中の脂身をオーブンで焼いたものです。
すごい脂。というか肉とかじゃなくて、全部が脂だった。
こんなの食べたら身体に良いわけがない!でもきれいに完食しておきました。
今日のエスカレーターを駆け下りるマザーな英語
What a hard working mom she is! なんてハードワーキングなマザーなんだ!
What から始まる感嘆文です。
What + a + 形容詞 + 名詞 + 主語 + 動詞 の順番です。