COACHとサドルとおじさん

 

カナダの家の近所にCoachのお店があります。今まで一回もお店に入ったことがなかったので、ひょいっと店内に入ってみた。

そしたら自分よりももっと場違いな人がいました。

自転車のサドルだけ片手に持ったおじさん・・・

COACHとサドルとおじさん

共通点が見つからない・・・

 

サドルを見て ハッ! と気づいたのです。バンクーバーに限らず海外は盗難が多い。

バンクーバーの図書館で本人の目の前でバックを盗むこともあるほど大胆な犯行もあるし、レストランで自分の席の隣に置いたバッグをスルリと持って走りさることもあった。

道に止めてある自転車はあっというまに持っていかれるので、自転車を止めるときは電柱やポストなど頑丈な鉄柱にワイヤーでロックするのが常識。

日本のようにカギをかけてその辺に置いておくのはありえないのです。

それでも盗まれるのが心配なのか、サドルを自転車から取り外し、前輪まで外してフレームと後輪だけの状態で自転車がロックされているのを見かける。

 

そんな自転車は一瞬

ゴミ!?

と間違えてしまいそうだ。フレームと後輪しかない自転車が道にあったら日本なら間違いなく捨てられた自転車でしょう。

ということでCoachにいたおじさんのように街中をサドルだけ持ち歩いてる人を見かける。

サドルはそこまで大きくないがたまーに前輪を持って歩いている人も目撃する。

友達と新宿で待ち合わせして

「お待たせー」

って片手にタイヤ持っていたら二度見すること間違いなし。

 

 

 

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