家の引っ越しの時に写真を整理していたらオフィスの自分の席から見える遠くの山に、虹がでている一枚があった。
仕事中にデスクからカナダの自然が見え、そしてさらに虹がかかっている。
とてもステキな職場の環境だったなと思います。
(当時リッチモンドにあった、この会社は買収されてなくなってしまいました、ショボーン)
リッチモンド市はこのあたり。バンクーバーから30分くらいのところにある。
リッチモンド市の2012年度の人口は19万9000人。
毎年3000人のペースで増加している・・・
これって多いのか少ないのかいまいち分からない。
ということで一人あたりのスペースを計算してみた。
(ひま人なのか?というツッコミはスルーでいきます)
リッチモンド市の面積は129.3 km²なので人口密度は1539人/km² となる。
つまり1キロ平方メートルに1539人いることになります。
これでも多いのか少ないのかまだピンとこないので僕の両親の実家、青森市と比べてみた。
青森市の面積 824.54km²
現時点で29万8462人
毎年2000人くらいのペースで減少している。
人が減っていくのはなんか寂しい
人口密度は 356人/km²
リッチモンド市の5分の1!
1人あたり使えるスペースはリッチモンド市よりも5倍あるってことなので、すいてていいね。
ワーイ
単純。
ついでに静岡市はどんなんか調べてみた。
静岡市の人口は70万9000人
静岡市の面積 1,411.93km²
人口密度 503人/km²
まとめると
リッチモンド市 1539人/km²
青森市 356人/km²
静岡市 503人/km²
リッチモンド超混雑っ!!
実際にはリッチモンド市は他の2つの市と比べると人口は一番少なく、面積も断然小さいのです。
そして、青森と静岡はリッチモンドに比べると人が住めない山も多いから、この比較はそうゆう要素も含めて調べないとフェアではない。
ってこれ調べてなにしたかったんだっけ・・・?
あ、リッチモンドにあったオフィスの話だった。
僕が働いていたこのオフィスは2mほどの高さの仕切りで一人一人が区切られており、立ち上がっても周りが見えず他の人からも自分がまったく見えないという状態。
こんな感じなので
「今日デイビッドは来ているかな」
と思ったら内線電話をするかその人の席まで行かないと今日きているのかどうかわからない。
これがちょっと面倒。
誰からも見られない個室のような環境なので仕事をサボってインターネットばかりしている人もいたが結局は生産性と結果で評価されるため遊んでいても早く帰っても結果があればOK。
遅く来て早く帰る
それでもなにも言われない
そんなアメリカ型企業
チームワークも重要だけどそれよりも個人が会社に貢献する度合いで評価される。
さぼっていても自分で考えられる人は生き残り
なんとなく会社にいる人は長く残業していても会社からみるといなくてもいい人という評価になってしまう。
日本式とカナダ式
どちらも良し悪しはあるが、カナダのほうがストレスは少なかった。
日本に帰国して働き出したときのこと。
僕がオフィスでりんごや梨の皮を包丁で剥いて食べていると、不思議な顔をされた。
自分ではごく普通の当たり前のことと思っていたが、これ違うらしい。
カナダでは自分の席でメロンを切って食べていたが、さすがにこれ日本でやるのは無理かなあと遠慮して桃をむいていたら、
チラチラ
チラ
チラっ
とみなさまにしっかりチラ見された。
なので、キウイなら大丈夫かも!と二つに切ってスプーンで食べてみたり
夏みかんは問題ないっしょ!
と柑橘のかほりを撒き散らしながらパソコンでYahooニュースみながらむいて食べた。
グレープフルーツ
梨
巨峰
などなどオフィスで食べてもおかしくないと思われそうな
アリなしのボーダーラインを見極めているうちに
フルーツ王子と呼ばれるようになった。
バナナはよくて、メロンがダメなのはどうしてだろう
謎