カナダの大学時代、友達がスクールプロジェクトとして映画を撮影するのに音声として手伝ったことがある。
友達が制作したのは30分の短編映画。自分の分身が自分の知らないところで、いろいろと悪さをするという内容。
出来上がりを見てみるとアクションもサプライズも全然ない仕上がり。
学生の最初の作品だから、機材と役者と場所を設定するだけでもういっぱいいっぱいで、作りこみはどうしても時間をかけられない。
ほぼ素人の学生レベルだけど、映画を撮影するのはほんとうに大変だと実感した。
ソファーの中をくり抜いて、そこから主人公の分身が
のわーーん
っとゆっくり起き上がってくる怖いシーンを撮影していたら部屋が突然真っ暗になった
なにごと!?
とみんなが慌てたのは夜中の2時だったので見えざる力のせいか?
と思ったためである。
原因は照明のライトのパワーが強すぎて、ブレーカーが焦げて部屋の電源が壊れてしまったのだ。
翌日大家にこっぴどく怒られた。
普通の家庭用コンセントに業務用のライトつけてたらムリがある。
撮影スタッフと役者みんなで、「メイキングムービーのほうがドキュメンタリーっぽくておもしろいかもね」
って本編の映画よりも準備のトラブルのほうが良い思い出として残ってしまった
いい思い出 → good memories
これはとても良い思い出です → These are good memories
カナダでなにやってるんだか
コメント