新卒というものが存在しないのがカナダ

 

日本では18歳で大学に入学して22歳で卒業するのが一般的です。同じ年齢のクラスメートがたくさんいて、気の合う友達ができて、気兼ねなく話をしてと勉強以外も楽しいものです。

でもアメリカ、カナダの大学はクラスメートの年齢はバラバラです。

僕が大学に通っていたときのクラスメートは20代から40代までさまざまでした。そしてクラスの半分の生徒は仕事をしながら通学していました。

カナダの大学システムが優れているなと感じたのは

ある授業、例えば心理学のクラスがあるとします。

この心理学のクラスは一学期に昼と夜の2つ用意されます。

昼の授業は週に2回あり1回2時間で計4時間となります。火曜、水曜のように週に2日行きます。

これとまったく同じことを教える夜の授業があります。これは週1回で3時間です。

昼は4時間
夜だと3時間

ということで夜のほうが授業スピードも密度も濃いのです。

平日仕事をしている人は昼間の授業には参加できないので、夜のクラスを受けることになります。

仕事をしていない生徒でも昼間に週2回行きたくないって人も多いので、夜の授業を受ける人もいます。

僕は早く卒業したいと思って、ある学期にできるだけ多くの授業をとってみたことがります。

8時-10時 統計学

10時-12時 データベースプログラム

14時-16時 コンピュータサイエンス

19時-22時 ビジネスマネージメント

これが水曜日のカリキュラムです。ほかの曜日も同じような感じでギッシリ…この授業のとり方明らかに間違いでした!

一日にこれだけ詰込むと、その日は頭が途中でオーバーヒートして夜の部が始まるまでカフェテリアで寝てることも。

なんてこったい!

でも気づいたときには遅く、途中で変更もできないし、授業をドロップ(最初から取ってなかったことにして成績に影響させない)すると留学生なので1コース10万円もする。

ってことでなんとか頑張り抜きました。

宿題多いから遊ぶ暇もなく、英語漬けの学期

結果的には夜のクラスは社会人が多いので、生徒も積極的に発言するので、かなりためになるクラスでした。

授業は英語

教科書は英語

宿題は英語

グループワークは英語

テストは英語

みんなの前で発表するプレゼンテーションは英語

すべてが英語で行われる環境

この英語漬けは一度体験してみると一気に英語力が上がります。

ではまたーー

 

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