1人でそこそこ険しい渓谷にハイキングに行った。
1人で行ったのがそもそもの間違いだったのだが、そのときはこれからあんなにひどいことが自分の身に起きるなんて思ってもいなかった。
長い年月をかけて川の水と風で削られて作られた、人が1人ギリギリ通れるくらいの狭い隙間を探索していたとき、大きな岩が落ちてきた。
二メートルほどの大きくて重たい岩だ。
幸い僕には当たらなかったが、右手の上にちょうど乗っかる形で岩が止まった。
右腕は岩と壁に挟まれて動けない。奇跡的なタイミングとバランスで挟まってしまったわけだ。
腕をいくら引いても、岩を押してもまったく、腕は抜けない。
大きな声をだして助けを呼んでも誰にも聞こえるわけはなく助けも来ない。
絶体絶命
どうする?
この状況で5日も経ってしまった。
もうどうしようもない
ダメかもしれない
そこで僕はあることを決心した。
ここには書けないが、
腕をなんとかして、脱出した。
そんなホントに怖くてほんとにあった話
この映画 127時間
僕だったら諦めていたかもしれない
まさかこんなことが
リアルに自分に起きることとは
想像できない
暖かい部屋で快適に過ごしていることが当たり前ではない
と考えてみたら、いまの自分は恵まれているんだなあと
思えた。
そんな
ひえええええー
と
よく頑張ったね
の両方の感想をもちつつ、深く息を吐き出した映画
点数は高くないけど、実話なのでチェックしておきたい一本だ。
65点
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