「ちょっとお時間ありますか?」
会社の代表番号に名指しで電話がかかってきた。
以前も紹介したが、こうゆう電話はリクルーター(転職紹介会社)からの可能性が高い。
リクルーターのほとんどが電話口で英語を話す。取り次いで僕が電話にでると日本人だったりすることも多くある。
英語で電話をすると、リクルーターということをうまくカモフラージュして、電話を応対した人のチェックをすり抜けている。
IT業界には外資系のリクルーターがたくさんいる。日本語を話さないのに日本で仕事ができるほど日本にいる外国人、または英語ができる日本人マーケットがそこそこ大きいということだ。
エグゼクティブの転職者はこの時代、当たり前のように英語を話すので、(むしろ英語ができないとそこそこ高いポジションを求める転職マーケットでは評価が下がることが多い)リクルーターには都合が良いのだろう。
リクルーターは毎日たくさんのCold callをしているのでメンタルが強い。かつ相手の気分を高ぶらせるキラーワードを持っている。
Cold call → 勧誘電話、テレアポ
使用例
I hate cold calling かかってくる営業電話が嫌いだ
Your first cold call is hard 初めてする営業電話は難しい
リクルーター
「ヘッドハンティングです。ある企業があなたを必要としています」
といきなりぶっこんでくる。
これで、転職を考えていない人も「ちょっと話だけでも聞いてみるかな」となる。
こういう電話が毎月2件はあるので慣れてしまったが、初めてリクルーターからヘッドハンティングというキラーワードで、うっかり転職してしまった経験がある。見事にやられた。結果的には転職はよい判断だったが・・・
今日もリクルーターから電話がかかってきたが、ミーティング中だったのでスルーしたら後ほどメールが届いていた。
メールには「連絡をください」という内容と
Salary plus OTE 9mと書いてあった。
OTE → on target earnings
日本語にすると「目標達成ボーナス」
この場合、年収はボーナス込みで900万円ということ。mはミリオン(100万)。
Base 7m + OTE 2m
と分けて表記する場合もある。
基本給700万円+達成ボーナス200万円
ボーナスはcommission やそのままbonus が使われます。
英語で電話がかかってきて、コソコソ話している社員がいたら、リクルーターからかもしれないので、めちゃめちゃ耳をすまして何を話しているかきいてみましょう。
僕がコソコソ話しているのはバレバレだ。
ではまたー