バックパック旅行でシアトルに滞在していたとき、海沿いにあったカジュアルなレストランにフラッと入り席に座った。
ウェイターが持ってきたメニューを見たら思っていたよりもすべてが倍以上の値段。
シーフードパスタ 3,500円
シーザーサラダ 2,900円
BLTサンドイッチ 2,600円
こんなに払えないぞ・・・どうしよう
外からみたらごく普通のお店だったのにこんなに高いとは・・・観光地価格なのか、ぼったり価格なのか。でもアジアのようにアメリカでぼったくりにあったことはないのできっと元から高めの値段設定なのだろう。
「すみません、僕こんなに払えないので帰りますね」
と言うわけにもいかないし恥ずかしい。どうしよう。
「Sorry, I forgot my wallet」 すみません、財布を忘れました
と苦し紛れにひねりだし、そそくさと店からでていったことがあります。
なんとか切り抜けることができたが、あなたが僕だったらどうしただろうか?
一番安いメニューを注文しただろうか?
それとも、正直にお金に余裕がないことを伝えただろうか?
そんな恥ずかしい出来事をニューヨークのホテルで朝食を食べながら思い出した。
朝食はこちら
ソーセージ、グリルポテト、スクランブルエッグのプレート
それにスコーンとフルーツ
これでいくらだと思うだろうか?
ウェイターが持ってきた伝票をみて驚いた
43ドル!!
日本円で5,000円!
しかもよくみるとチップもすでに含まれている。Gratuity 5.25 となっている。ちゃんとみないとさらにテーブルにチップを置いていく人も多くいるだろう。こざかしいやり方だ。
こんなとき、できるビジネスパーソンは驚いた素振りはみせない。感情を抑え
「ああ、このくらいですか、わかりました」
とクールな表情をしておくものだ。←強がり
でも内心は
「え?マジですかブレックファーストでこんなにするの?」ドキドキドキ
ディナーよりも高いって・・・
胸がざわついている。
でも、会社の経費ってことにして払ってもらえばいいか
と心を落ち着かせてセレブな朝食を満喫しました。
そして、経費精算するのをすっかり忘れてしまい結局自腹だったことに先ほど気づいたのです。
ががーん
気を取り直して 「お腹すいたなー」 「今日のランチなににしようかな、雨だから外いきたくないな」
とオフィスでモヤモヤしているとデリバリーすればいいじゃん
ってことになり
タクシー界に革命を起こしたUBERが新しいサービスを夏からはじめていたので使ってみた。
簡単に説明すると通常デリバリーをしていないレストランの食事を運んできてくれるサービス。
オーダーできるお店とメニューはまだそこまで多くない。簡単に作れて、デリバリーしやすいメニューに限定しているのだろうか。
価格帯は1,000円~1,500円くらいが多く、全体的に価格は高めの印象。料金は配送料込み。初回は750円オフのプロモーションコードがあったのでそれを使った。
ヘルシーなニューヨーカーぶって今回はサラダにしてみました。
アプリで料理を選択して、追加ボタンを押す。注文内容を確認して完了。めちゃくちゃ簡単にできた。
そして注文完了からわずか43分でサラダが運ばれてきた。なにこの早さ!
マップで僕のサラダがどこにいるか確認もできる。人が今どこにいるのかわかってしまうなんてまるでストーカーのようだ。
よくみると配達してくる人はバイクとなっている。だから到着が早いのか。すごくよい仕組みなので、また使おう。
ニューヨークの五千円の朝ごはんよりも大戸屋の千円のほっけ定食のほうが5倍満足度が高い。
という結論で締めくくりたいと思います。
【関連記事】
・朝食はBreak firstなのかBreakfastか混乱
・英語が苦手でタクシーが拾えないなら、タクシーよりもぼったくりがなく断然安心なウーバーを使おう