Timeout Tokyo という日本にいる外国人向けの英語フリーペーパーを読んでいるとCourtesy callsというタイトルの記事があった。
サブタイトルにはこう書いてある
How to pay out like a Tokyoite
東京人のように会計をする方法
Pay out → 支払いする
Tokyoite → 東京人
発音はこちらの記事をどうぞ → 東京人 を英語で。Haul Videoってなに?
「日本ではコンビニなどお店でお会計する際にはルールがある」
「キミたち外国人も日本人のようにスマートにお金を払う方法を身につけたまえ」
というのが記事の主な内容。
今回この記事で使われているオススメ英語はこちら
Dos and don’ts という表現。学校では教わらないがネイティブは使うのでオススメです。
Do
Don’t
にsをつけて複数形にしている。「ドゥーズ&ドンツ」と発音します。
Dos → してみよう の例
1 Place it in the tray
レジにトレイがある時はトレイにお金をおきましょう
2 Pay with your IC card
パスモやスイカはいろんなところで使えるので便利
3 Betsu Betsu (go dutch→割り勘のこと)
お会計は別々にすることが多いので覚えておこう
Don’ts → してはだめなこと
1 Rely on credit cards
日本はクレジットカードが使えないお店も多いので現金を持っておこう
2 Tip
チップは払わなくてよい。サンキューの気持ちを伝えよう。でもハグはしないでおこう。
日本のことを理解している人がこの記事を書いていますね。
Courtesy callってどんな意味?
Courtesy callの意味が分からなくても記事を読んだらなんとなく意味が推測できますね。
Courtesy → 礼儀、丁重な行い、言葉、優遇措置、サービス
Courtesy calls → 表敬訪問・挨拶の電話
ホテルの従業員がVIPのお客様に「なにかお困りなことはありませんか?」「なんでもご遠慮なく連絡ください」と挨拶を兼ねて電話することもあります。
a courtesy car → ホテルなどの送迎車
英語の辞書にはこんな例文がありました。
The President paid a courtesy call on Emperor Akihito → 大統領は天皇を表敬訪問した。
カナダのバスに乗ると前方の席の壁にCourtesy seat と書いてあった。
Courtesy seating は優先席のこと。
Priority seat と呼ばれたりすることもある。
レディーファーストが当たり前のカナダでは同様に優先席が必要な人に対して親切である。席をゆずるのは当たり前のことでそれは日本も同じだが、カナダでは義務的に席を譲る感じではなく、率先して譲っている感じがする。
バンクーバーに住みはじめてすぐの頃、友達と2人でバス前方にある2人がけの席に座っていた。
僕は窓際、友達は通路側。
突然友達が後ろから白人のおやじにグーで肩を後ろから強く押された
その際に友達が
「わっ」
と驚いて振り返ると
おやじは「席を譲れ」と言った。
僕らは話に夢中になっていて気づかなかったのだが、高齢の女性がバスに乗ってきていた。気づかなかった僕らが悪いのだがそれをみていた親切心の固まりおやじがたまりかねて注意をしたのだろう。
自分から率先して席を譲るだけでなく、まわりにもそれを求めるオヤジの譲り力を学んだ日だった。それからはその出来事が鮮明に記憶に残りバス前方の席には座らないようになった。
後ろの席だからと言って譲らないわけではないが、カナダのバスは運転が日本よりも激しいので、ライドするときはできれば座っていたいのが本音です。